自己肯定感の高さは、成人での幸福度の高さに直結しています。
困難を乗り越える力を蓄える心の土台が作られていると、学力が高く、社会的地位の高い職に就きやすい研究結果が数多くあります。
そのような子どもに成長するためには、親が手本となり子どもを導くしか方法はありません。今回は、幸せ体質にする術について紹介しますので、ぜひ子育ての参考にしてみて下さい。
子どもを幸せ大切にする方法5選!
子どもの脳は、5感を刺激した情報を真似しようとします。これは、ミラーニューロンと呼ばれる神経細胞により、脳レベルで目の前の相手の様子を汲み取り、思いや考えを判断しています。子どもは親のポジティブな面もネガティブな面もそのまま自分に投影しようとして、真似しようとしています。
そのため手本となる親の行動は、子どもにとってとても大切なことになります。次からは、その方法について記載していきます。
1.まず親の自己肯定感を上げる
どうせ、もういい、無理などの下向きな発言や考え方は、子どもにそのまま反映されます。自己肯定感を上げる取り組みの前に、親自身がポジティブ思考に転換することからスタートしましょう。
2.思いを褒める
成果や結果は褒めやすいですが、心の底から子どもを上げるのは、子どもの頑張った事への思いと集中し楽しんだ事への関心です。
例えばお皿を洗えた事より、お皿を洗おうと思った事を褒めてあげて下さい。
3.1日の振り返り
寝かしつけの前に、少しの時間でいいのでその日の子どもの頑張った事や楽しい思い出を振り返りましょう。
振り返りができる習慣がつくと、幸せな思い出を成功体験として長く自分の中に保持できて、自己肯定感が上がります。
4.欠点は個性
親目線の欠点の大体は親の感覚的な都合によるものです。親は子どもにとっての安全基地でなくてはいけません。幼少期の不都合を欠点と考えず、個性として受け入れると子どもへの声かけも伸びるものに変化します。
5.得意を趣味に
無理をして苦手な事をやらせるより、この時期は得意を伸ばし好きな事をどこまでも貫いてやらせてあげる事が、自己肯定感に繋がります。
今の苦手は苦手ではなく、やりたくないだけかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、子どもを幸せ体質にする方法について紹介しました。
生まれ持った能力や育ってきた環境によって、得意や不得意、出来る事と出来ない事があります。日本人は集団意識が高いため、全て同じ教育を行い、得意や不得意は関係なく教育します。それが合う生徒と合わない生徒もいます。
幼少期の子どもに必要なことは、時間を忘れるほど大好きな物を見つけることになるので、日々成長している子どもの様子を観察して、興味を持っていることをトコトンやらせてあげて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。