マネジメントの能力にリーダーシップとしての素質が必要不可欠になります。その能力は指導するスキルと密接な関係にあり、教えることが一流な人の元で働いた部下は、有能な人材になりやすいことが分かっています。
今回は、説明がずば抜けて判りやすい人の特徴について紹介しますので、自分の説明する能力を見つめ直す機会にしてみてください。
説明がずば抜けて判りやすい人の特徴8選!!
1.説明する前に書き出す
一流は次の3つツリーを使い分けて書き出します。
- 要素分解ツリー:「何を?」と自分に質問する。
- 原因追求ツリー:「なぜ?」と自分に質問する。
- 問題解決ツリー:「どのように?」と自分に質問する。
これらを分解して考えることで、頭を整理しながら解決策を見出していきます。
2.4つに分けて分析する
縦軸と横軸の4分割にして考えるようにしましょう。
例えば、縦軸に運動量、横軸に学力を置いてみた場合、「運動量の多い子ほど学力も高い」ことが分かります。
図式化することは、直感的に分かりやすくする効果があるため、思い浮かべたり紙に書いて分析しましよう。
3.相手の理解度に合わせる
予備知識のない人に専門用語を使うと伝わりません。
よく知っている人に初歩から話すと、くどくなります。だから一流は、まず相手の理解度や能力を確認するようにします。
4.具体的に数字で説明する
数字を2つ入れると、更に分かりやすくなります。
例えば、今年度の営業成績は100億円でした。これは前年度の約2倍です。
ここでは、営業実績と前年度との比較で200%増になったことを述べています。それだけで成績の好調さを表現することが出来ています。
5.時間を決めて説明する
一流はダラダラと説明しません。
場合によっては「10分お時間をいただけますか?」と、時間を相手に確認して説明に入ります。
6.テーマから伝える
いきなり細部から説明しても伝わりません。
「〇〇について説明します」と。まずテーマを伝えます。それから概要、問題提起、プロセスのように結論を述べてから大枠→説明の順を意識しています。
7.価値を伝える
一流は相手にとっての価値を伝えます。
例えば、
- ペーパーレスに協力してほしい。
- ペーパーレスにすると郵送料が削減できる。みんなの給料UPにも繋がるから協力してほしい。
後者の方が「協力しようかな!」と思いませんか?価値を伝えると協力的になります。
8.「事実」から「所感」を語る
自分の考えは二の次に語りましょう。まずは事実を伝えなければ、相手に内容を理解してもらえません。
例えば、〇〇さんは☓☓と交渉してきました。(事実)
なので、価格次第で契約いただけると思います。(所感)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、説明がずば抜けて判りやすい人の特徴について紹介しました。
営業のスキルが身に付いてからお客様に会いに行こうと考えいる人がいますが、それは違います。お客様に会うから影響が上手くなるのです。
説明も一緒です。説明が上手くなってから説明するのではなく、説明するから上手くなるのです。とことん実践を重ねなければスキルは身に付きませんので、行動を起こすメソッドにしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。