ユニセフの2020年の子どもの幸福度ランキングで1位はオランダでした。日本はというと、最下位から2番目の37位でした。
幸福度が高い国は一体何がそんなに違うのか?幸せな子に育つには何が必要なのか?
今回は、オランダが取り入れている内容について紹介していきます。
幸せな子に育つ6つの条件!!
1.ストレスが少ない
オランダの親が子育てで重視する3つのポイントは以下の通りです。
- Rest:休憩
- Routine:規則性
- Reinheid:清潔さ
の3つのRなのだそうです。
特に休憩と規則性が大事ということで、小学生でも19時台に寝るのは普通です。
日本のように、塾で長時間勉強して寝るのが22時過ぎ、なんてことは考えられないことです。
2.子どもは勉強より遊ぶべき
「オランダの小学校には宿題がない」は、割と有名な話ですが、他にも次のことがあります。
- 将来的には、子どもを私立の学校に通わせたいと思っている親 → 1%
- 子どもには、他の子を犠牲にしても、学校で良い成績を取って欲しい → 2%
- 子どもには、たくさんの習い事をさせない → 9%
ということで、親や社会から子どもへの学業に関するプレッシャーはとても低いようです。
3.子どもが自分で選ぶ決める自由
家庭でも学校でも、「あなたはどう思う?」「どんな解決策が考えられる?」と大人の価値観を押し付けず、子どもに聞く機会がとても多いです。
例えば、親は肉や魚を食べるけど、子どもはベジタリアンを選択し親はそれを尊重するなど、割と普通にあるようです。
自己決定度が高い人の方が、人生で幸福を感じやすいという研究結果もあります。
4.家族で過ごす時間を何よりも大切にしている
オランダの家庭の89%は、食事あh家族で一緒にするようにしているという調査もあります。
食べるものよりも家族の対話を重視し、料理がストレスにならないことが大切という考えのようです。
5.親自信が幸せである
オランダは大人も幸福度ランキング5位です。
なぜそんなに幸せなのかというと、オランダの平均労働時間は週29時間で、OECD38カ国で最も短いです。パートタイプ勤務でもフルタイムと同じ待遇にすることが法律で決められていることから、子育てと仕事の両立のしやすさも幸福度と大きく関係しているようです。さらに、親が自分のための時間を確保することも大切にしているとのこと!
6,6割で満足する
オランダには「Zesjescultuur」(6点文化)といって、10点満点で6点だったらそこそこOKできたことを喜ぼう。という言葉があるようです。
かんぱ機を求めない、今持っているもの、今あるもので満足する。という姿勢が、大人も子どもも幸福感に繋がっているんですね。
ついつい、今の自分じゃ駄目…。もっと頑張らなきゃ!と思いがちな日本人には大切な感覚だと感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、幸せな子に育つ6つの条件について紹介しました。
今ちょうど夏休みで、「子どもの子ども時代を奪わない」って大切だなと改めて思いました。
ぜひ子育ての参考にしていただき、子どもが笑顔でいられる環境を作ってみてはいただでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。