毎日の貯金が増えない…。
そんな事を思っているあなたへ、毎月の貯金を増やすよりも他に大切なことは何か考えてみました。
その結果、貯蓄率を上げれば貯金は貯まる結論にいたりました。
貯金をして貯蓄率を計算するのではなく、『目標金額に対して◯年までに毎月いくら貯金』する考えです。今回は、そんな貯金率について紹介したいと思います。
貯蓄率の考え方
貯蓄率とは、収入に対する貯金の割合のことです。計算式で表すと次の通りです。
貯金額(手取り収入 ー 支出) ÷ 手取り × 100 = 貯蓄率
1.貯蓄率を上げる方法とは?
お金を増やすためには、『収入を増やすか』『支出を減らすか』『お金を投資に回すか』の3つの方法しかありません。その中に最も即効性があり、簡単に効果が得られるものは『支出を減らす』ことになります。
つまり、支出を減らす > 手取り額が実現できれば、問題なく貯金を行うことが出来ます。
2.なぜ支出を減らすのが大事なのか?
例えば、収入20万円、支出15万円だった場合、貯金額は5万円となり、貯蓄率は25%になります。ここで、支出を減らしたときと収入を増やしたときで貯蓄率を比較してみます。
- 『支出を減らしたとき』
収入 20万円
ー支出 10万円
貯金 10万円(貯蓄率50%)
- 『収入を増やしたとき』
収入 25万円
ー支出 15万円
貯金 10万円(貯蓄率40%)
このように貯金額が10万円で同じですが、貯蓄率で考えた場合、『支出を減らしたとき(50%)』>『収入を増やしたとき(40%)』になります。
これは単純に割り算した時に、分母が小さい方が結果が大きくなるため、収入が低いほうが効果が大きくなります。
3.支出を減らすには?
固定費を下げる方法が最も効果的です。固定費は毎月の金額が固定で支払うものになるため、毎月の支出を1,000円下げるだけで、年間12,000円の固定費減になります。
代表的な固定費の項目は次の通りです。
クラブ活動費や勉強代、趣味などの自分の娯楽費を削るよりも、かなり効果的です。むしろ娯楽費は自己投資を行い、気付かずに見聞を広めている場合も多いくあります。自分の楽しみを奪って苦しい生活を送るよりも、簡単で自動的に節約できる仕組みを作ることに力を入れていきましょう。
我が家が長年かけて行ってきた節約術を紹介していますので、私生活に取り入れられるものがあれば、参考にして下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、貯金率の考え方について紹介しました。
収入を増やすことはもちろん大切です。しかし、どんなに稼いでも支出が減らなければいつまでも貯金はできません。また、何のために貯金をするのか、いつまでにまとまったお金が必要なのかを逆算して考えてください。そうすることで、お金を貯めるキッカケんを作ることにも繋がります。ぜひ貯蓄率の考え方を参考にして、貯金を増やしてみて下さいね。それでは(@^^)/~~~。