毎月の収入を全て使うのではなく、10%は貯金しましょう。例えば、手取り20万円なら2万円を貯金できるようにして下さい。これを毎月継続することで、想像以上のまとまったお金を作ることが出来ます。今回は、収入の10%を貯金する効果について紹介したいと思います。
給料の10%を貯金する効果
独身サラリーマンなら、大卒生の生涯賃金は約3億円です。税金などで引かれてしまうものの、仮に毎月給料の10%を貯金したとしたら、3億円×10%=3000万円を手にすることになります。しかし現状は、60歳の平均貯金額は2000万円以下であり、定年を過ぎても働いている世帯も多くいます。つまり国民全体が給料の10%を貯金していないことになります。
1.実際の貯金額は?
定年退職時の60代の平均貯金額が最高額で1930万円です。先程の3000万円からすると、1000万円(1.5倍)程も差が出るあることになります。
しかも、この差は、1世帯あたりの貯金額になります。
もし仮に、夫婦共働きだとしたら、計算を簡単にするために1人2億円だとすると合計の貯蓄額は、2億×2人×10%=4000万円になります。
夫婦共働きで20%貯金することが出来れば、8000万円もの大金を貯めることができることになります。
2.投資で運用する!
貯金の場合、給料の10%を貯金することで3000万円になりました。もちろん!大金を手にすることが出来ますが、大卒の22歳から60歳までの38年間を銀行口座に預けておくのは、正直時間が勿体ないです。
この3000万円を仮に投資信託へ回したとした場合、次のようになります。
1ヶ月の貯金額を算出します。
3000万円÷38年=約79万円/1年あたり
79万円÷12ヶ月=毎月6.6万円 ⇒ およそ7万円として計算します。
運用利回り3%で、38年間で投資信託を行った結果、元本3192万円が5942万円の2倍ほどにまで膨らむことになります。
運用が上手く行き利回り7%になると、1億5823万円にまで膨れることになります。
38年後に必ず含み益が出るとは限りませんが、これまでの実績で利益が出ていることを証明してくれているため、我が家ではひたすら投資を行っています。
ここからは、なぜこのような方法があるのに、全員がしないのかについて触れたいと思います。
3.なぜ全員がしないのか?
理由1 そもそも知らない
お金の授業は学校では教えてくれません。無駄遣いをしなければ、10%の貯金は誰でも出来るはずです。これだけで老後のお金の心配はなくなります。
理由2 貯まる前に使ってしまう
投資のリターンは複利の力で伸びます。ただ意識しないと車、家のローン、子育てなど複利の効果が出る前に使ってしまうことがあります。給料の10%を必要としない生活水準にして、引き出さない努力を行う必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、収入の10%を貯金する効果について紹介しました。
収入の10%貯蓄は、将来の自分への大きな投資になります。お金の使い方については、自分にしか使い道を選ぶ事ができず、使い方を誤っても誰も責任を取ってくれません。苦労して稼いだお金だからこそ、目先の裕福な生活と将来への投資を天秤にかけて使うようにして下さい。
それでは(@^^)/~~~。