いじめ、暴力、無視、暴言、否定、親の喧嘩(面前DV)、パワハラ、虐待、恥をかかせる、仲間外れ、過度ないじりなど、これらはトラウマや風雑性PTSDに繋がりやすく、深い心の傷となって長年影響を及ぼすことがあります。
今回は、トラウマの後遺症について紹介していきますので、自分や周囲の人と重ねながら改善のキッカケを見つけてみて下さい。
いじめや虐待を受けた人の後遺症5選!!
1.忘れたくても忘れられない
当時と関連する悪夢を見ることや、加害者と似ている人がいるだけで苦しくなるなど、フラッシュバックしたり似た状況や似た人が怖くなったりします。
忘れたくても、当時の感情が蘇ります。
2.人を信用できなくなる
否定されるんじゃないか、攻撃されるかも、相手の機嫌が悪だけで怖い、のように否定や攻撃されるのではないかと怖くなります。
その結果、防衛反応として人を信用しなくなります。
3.過去を思い出す状況を避ける
加害者と似た人を避ける、当時の話をするのに抵抗がる、当時の場所を避ける。
過去を思い出すことを無意識に避けて、話題も反らそうとします。安心できない場所へは近づかない方が良いです。
4.人間関係に消極的になる
- 人間関係は傷つくもの
- 人や世の中は自分を傷つける
- いつか裏切られる
などと思い込んでしまいます。人間関係に安心安全を感じられず、引きこもりがちになりやすいです。
安心できる人にしか近づかなくなります。
5.ネガティブな正確になる
生きる意味や希望を感じられなくなりやすく、チャレンジすることから逃げてしまいます。意欲や熱中するものがなくなり、情緒不安定にもなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、いじめや虐待を受けた人の後遺症について紹介しました。
当てはまる項目があれば、かなり苦しいと思います。過去の傷ついた経験で「自分が駄目なんだ」「自分は人から傷つけられる存在だ」と、自己信頼や他者信頼、心の安心安全まで失ってしまったのかもしれません。
克服のためには、心の中に安全基地を育て直すことが大切です。友達や職場の人、家族、カウンセラーなど、安心して話せる場や人がいることが一番の克服に繋がります。もしくは、ペットやゲームの世界が安全基地になる人もいます。そんな安全基地が毒を抜き、心の傷を癒やしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。