子ども時代の不適切な養育で脳が萎縮、肥大、欠損する研究結果があります。そしてそれを全くしてこなかった親はいないと研究者は指摘しています。
今回は、親の関わり方で子どもの脳が変形してしまう危険行為を紹介していきます。ぜひ子育ての参考にしてみて下さい。
脳が変形する親の行動3選!
危険行為だけど知らず識らずの内に、子どもにやってしまう親の行動があります。それを不適切な養育『マルトリートメント』といい、子どもには次のような悪影響が出てきます。
では、このような悪影響を誘発する原因は何なのでしょうか?
それは親の行動になります。
次から親の危険行為を紹介していきます。
①.感情的に叱り続ける
怒りはすぐには治まりませんよね。くどくど言ってしまいがちになります。
しかし、子どもの脳では分子レベルで反応が幾つも起こり、感情のコントロールができず衝動的で攻撃的な行動を取るようになってしまいます。
②.ネガティブな言葉がけ
身体的暴力より言葉の暴力が脳へのダメージが大きく、命令口調や指示する言葉、誰かとの比較で自信をなくすような言葉も脳へは悪影響です。
将来子どもを無気力にさせ、学習困難な状態に追いやってしまうことになります。
③.子どもの前で夫婦喧嘩
夫婦喧嘩をみるだけで、ストレスホルモンが大量に出て、脳神神経の発達が阻害されます。
視覚の神経が収縮した研究結果もあり、コミュニケーションに大きな問題を抱えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、脳が変形する親の行動について紹介しました。
それぞれの対応としては次のようなことが挙げられます。
①.叱り続けない
子どもが安心できる時間を作る。(スキンシップをはかる)
②.否定語を控える
意識的に褒める習慣をつくる。
③.夫婦喧嘩は仲直りする
子どもへのフォローを忘れない。
『虐待はしてない!』と思わず、自分のこととして頭に、心に留めておいてくださいね。親が子どもの未来を壊さないために、成長に良い環境を作っていきましょう。
それでは(^_^)/~~~。