保険に加入していて良かったと感じるのは「保険会社から保険金が降りた時」や「年末年始で税金対策ができる時」などありますが、保険金を支払い続けるよりも自己投資をして資産を増やした方が長期になるほど高効率で資産が増えます。
そこで今回は、不要な保険というテーマで8つの保険商品を取り上げて紹介したいと思います。1度加入すると見直すことがあまりなく、支払い続けている方も多いと思うので、この機会に加入している保険を見直してみてはいかがでしたでしょうか。
不要な保険8選!
1.貯蓄型保険・養老保険
高い保険料と少ない保証額になるケースが多く、投資信託を活用して自分で資産運用をした方が長期になるほど貯蓄率が上がります。
保険は保険、投資は投資、貯金は貯金と分けて考えることが大切です。
2.医療保険
『公的保険+貯金』で備えるのが最も効率的です。確かに元金がない初期投資の時からいきなり高い保証額を貰えるのはメリットですが、それは最初だけの話です。また日本には『高額療養費制度』があるので、お金がかかってもだいたい月10万円ぐらいの出費で収まります。
3.がん保険
理由は医療保険と一緒です。こちらも公的保険+貯金で十分賄えます。
がん保険に入ったからと言って治る訳でもありません。保険料を払うくらいなら心身の健康のために投資をするのがオススメです。
4.個人年金保険
保険会社がオススメする年金保険の支払金額と返戻金額の利率が明らかに低いです。貯金型の保険と同じ内容ですが、つみたてNISAやiDeCoを活用して自分で資産運用した方が数倍いい結果が得られます。投資信託を保険会社を通じて行っていることと同じなので、保険会社にマージンを取られて運用するぐらいなら自分で運用したほうが利率も高くなるのは当然です。
5.ドル建ての終身保険
保険会社は「これでお金を増やせます」と決り文句を言いますが、会社が存続できるのは手数料を取っているからです。自分で米国ETFに投資をして配当金をもらいながら長期運用したほうが確実に資産が増えますよ。
6.学資保険
学資保険は教育費と医療保険がセットになっておりお得に感じるかも知れませんが、資金拘束があったり、元本割れのリスクがあったりと、使い勝手は悪いです。それであれば貯金に回していた方が安全に資金を積み立てられます。
7.解約時のお支払い済み保険
ボッタクリの保険は契約した時点で損する仕組みが出来ています。早くに解約すると元本は減り、持ち続けていてもあまり増えない機会損失でしかありません。
8.ペット保険
保険に入る=ペットの病気が治るわけではありません。ペットの通院費は保険適用外になるため高額になるケースが多いですが、病院代が払えないのであればペットを買うのはオススメしません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、不要な保険について紹介しました。
紹介した内容はあくまで生活防衛資金がある程度貯まっている方に向けたお話です。
例えば貯金0円の人がいきなり「がん」になったとしたら、これは生活が破綻する可能性があります。しかし、心配だからといってむやみに保険に入るのは絶対にやめて下さい。保険金融業は『不安』を商売にしているます。その不安を取りぞくことは貯金を増やして経済的に豊かになるしかありません。『まずはお金を貯めることが最優先』ということを忘れないで下さい。
それでは(@^^)/~~~。