お金を損することがたくさんある事に、意外と気づけていない方が大勢います。
そんな勘違いしがちなお金の知識を6つ紹介したいと思います。
マネーリテラシーを考え直すきっかけにしていただけたらと思います。
勘違いしやすいお金の知識6選!
勘違い①.現金の価値は変わらない
今!目の前にある1,000円は一生何が起きても1,000円の価値があり続けると勘違いしていました。
お金には為替があり、2022年2月現在ではドル円で換算すると、1ドル=115円の価値になっています。1ドル=100円のときよりも円の価値が15円の差があり、1ドルを買うために+15円して支払う必要があります。つまり輸入品が為替変動分だけ高くなり、輸入に頼っている日本では物価が値上がってしまうことになります。
元々1,000円で買うことができた物が、現在では1,150円になってしまうため、現金の価値が変わっていることになります。
これを知っているか知らないかで、その時に合った投資を行えるようになりました。
勘違い②.貯金は安全安心
現金の価値が変わることを①で紹介しましたが、円資産で貯金することもリスクになります。もちろん毎月の支払いで使うお金や近々で使用するお金は、すぐ支払えるように円で持っておく必要があります。しかし貯金だけで資産を貯めてしまうと、為替変動で物価が上昇しているかもしれません。貯金は生活防衛資金が確保できたら、投資に回して資産運用した方が、反って為替変動リスクから逃れることが多くあります。
我が家では、『貯金だけだと損している』ことに20代後半で知ることが出来たので、投資信託で資産運用しています。
勘違い③.投資はギャンブル
投資についてしっかり学ぶ前に、デイトレードやFXのレバレッジを掛けた投資を初心者の内から始めると、一種のギャンブルとして取引しているため、お金が増えることはほとんどありません。
しかし投資とは、長期的に運用することで経済成長とともに上昇する株価の売買で資産運用を行うものになります。
目先のお金に飛びついて、投機を行わないように注意してください。
勘違い④.投資はお金持ちがするもの
投資はお金が有り余っているお金持ちが行うものだと思っていました。イメージは経済がコロナ禍で低迷しているため、毎日株価が暴落してしまい資産が減っていくものだと思っていました。しかし、どんな銘柄でも業績が良ければ株価は上昇します。
実際に投資を始めてみると配当金や優待品が毎年入るため、より安定した生活を送れるようになりました。
月1万円の投資でも年利5%の複利の力で20年後、30年後は100万円単位で増えることになりますよ。
勘違い⑤.保険はとりあえず入る
保険について何も知らずに入ると損します。
とりあえず怪我や病気の入院や死亡したときなど、万一のために備えて保険に入ったとしても、人生で何回も入院することはありません。仮に高額だったとしても、日本国民が全員加入している社会保険を活用すれば高いお金を支払う必要もなくなります。最低限の社会保険の内容を知ってから、守備範囲外の保険に入ることが良いと思います。(自動車保険や火災保険など)
社会保険について知りたい方は、まとめた記事があるので参考に御覧ください。
また、保険に加入して貯金代わりにすることもありますが、明らかに自分で投資信託で運用した方が資産を増やすことが出来ます。
相続税の対策や死亡リスクが高い仕事など人によって保険の入り方も変わるので、考えて加入するようにしてくださいね。
勘違い⑥.節税は難しい
節税は会社員だと行うメリットが無いものだと思っていました。
しかし、調べれば様々な節税方法はあるもので、我が家でも、次のような節税対策を行っています。
知らないと知っているで払う税金に差が出てくるため、ライフワークにあった節税方法はないか調べてみてください。
以前まとめた節税についての記事があるので、参考にしてくだいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、勘違いしていたお金の知識を6つ紹介しました。
2022年から世界各国で金利引き上げを公言していますが、日本は金利を上げたくても上げられない状況になっています。そのため日銀が買い入れを行い、今後益々、円の価値が下がることが予想されます。
その余波は、既に身近に押し寄せてきており、ガソリンの燃料や小麦、豆などのコモディティが値上がりしているため、食料品や加工品などが各社値上げを開始しています。
コロナ禍が終わって世界に目を向けると、日本だけ取り残されている状態になることは予見できることなので、自分の資産を運用してお金を守るようにしてください。
それでは(@^^)/~~~。