住宅ローンは、しっかり計画しないと…
『住宅ローンが払えない…』、『支払いがキツイ』
なんてことになりかねません。
そこで今回は、知っておいた方が良い『住宅ローンのよくある勘違いやリスクを5つ』紹介したいと思います。
住宅ローンのよくある勘違いやリスク5選!
1.ボーナス払ありで返済
ボーナス払いを設定すると次月の返済額が減額しますが、支払う利息が増えて総支払額も高くなります。
それにこの先、ボーナスが減ったり、無くなる可能性は誰にでもあります。
いざ、払えなくなった時のリスクとボーナス払いのメリットがほぼ無いことを考えると、ボーナス払い無しで月々払ったほうが良いです。
金銭的に余裕があれば、繰り上げ返済で支払ったほうが生活に余裕が出てきます。
2.ペアローン・収入合算
ペアーローンや収入合算すれば、借入できる金額が増えて高い家も買えますが、その分リスクも増えます。
特に、2人ともが借りれる額を負担率高めで借りてしまうと、どちらかの収入が減った時に返済が厳しくなります。
起こりうる未確定なリスクをいろいろ想定して、余裕のある返済計画を立てる必要があります。
最低でも、生活防衛資金を蓄えた上で住宅購入に踏み切る必要があります。
生活防衛資金についてまとめが記事があるので、参考にしてください。
3.借入できる額=返せる額
金融機関や借りる人によって異なりますが、住宅ローンの借入金額はMAXで年収の10倍近く借入できることもあります。
でも借りれる額を基準にすると、月々の生活費がかなりキツくなります。
そうならないために、借入額は多くとも年収の8倍以下、返済負担率は25%以内には抑えておくのがオススメです。
高い家に住んでも生活費がカツカツだとしんどいので、返済負担率20%以下に抑えて、余裕のある生活が送れるように計画してください。
4.SNSに影響され過ぎる
SNSではいろいろな情報が紹介されており、マイホーム購入や家作りに役立つ事が投稿されています。
しかし!SNSを見すぎているとマイホームに夢を膨らませて色々取り入れたくなるものです。影響されすぎて、
- 身の丈に合わないお家を購入
- オプション追加し過ぎて増額の嵐
なんてことになると、無理なローンを組むことにも繋がります。
SNSの情報はあくまで参考にして、身の丈にあったお家を選びましょう。
5.SNSでローン額の相談
ローンの借入額や月々の返済額など、大きな額だからやっぱり不安になると思います。しかしその不安を自分と同じような年収や家族構成などをSNSで探して、ローンの指標として決める方もいます。
それは安易な考え方で、絶対にやめるべきです!
お家ごとに状況や将来の計画が全く違うので、しっかり相談できる窓口に出向き、お金のプロに相談した方が確実で安心にも繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、住宅ローンのよくある勘違いやリスクについて5つ紹介しました。
人生で大きな買い物として取り上げられますが、5,000万円の家を購入したとすれば生涯年収の10%〜15%も占める買い物になります。
一生に一度の買い物だからこそ、大きくて設備が整った家に住みたいと考えてしまいますが、実際に住んでみると不要な機能・スペースが出てくると思います。その無駄なお金と生涯使えるお金を天秤に載せて、考えなければなりません。
ローンを組んでしまうと返済に縛られてしまい、窮屈な生活を送ることにもなるので、ローンを組む前のお金に縛りがない状態のうちに、よく考えてお金の使い方を考えてみてください。
それでは(@^^)/~~~。