楽天証券で扱っていたSCHD商品が、2024年12月20日からSBI証券でも投資可能となりました。
今回は、SBI SCHDについて簡単に紹介したいと思います。
SBI S 米国高配当株式ファンド【年4回決算型】について
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SBI SCHDとは…
1.正式名称は、SBI S 米国高配当株式ファンド【年4回決算型】
2.高配当ETFといえばHDV、SPYD、VYMが有名だが、アメリカではVYMと並ぶ資産総額
3.SCHDに投資できる投資信託は日本で2本目(楽天証券とSBI証券)
4.分配金は年4回予定(3月、6月、9月、12月)
5.信託報酬は驚きの0.1238%(楽天SCHDは0.192%)
低コストに加えて、増配率が凄いのがSCHDの特徴です。
2011年設定来からの平均増配率が11%を超えており、仮に過去と同じ増配率が続くとすれば、毎月5万円を20年間の投資で毎月30万円弱の配当金が得られる計算になります。
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コストについて
米国ETFのコストを考慮しても、SBIの方が30%安いコストを実現しています。
また、SBI SCHDは投信マイレージが対象銘柄となっているため、残高に応じて年率0.022%がもらえます。コレを考慮するとコストは楽天の約半分になります。
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注意ポイント
1.新NISAは二重課税調整制度の対象外
新NISA口座でSBI SCHDを保有した場合、分配金に外国税の10%がかかります。
国内税の20.315%はかかりませんが、確定申告で取り戻すことはできません。
2.新NISAの枠を消費する
分配金再投資型のインデックスファンドなら、ファンド内で自動再投資され基準価格の上昇に繋がります。
しかし、SBI SCHDは分配金受取型のため、受け取ってから新NISA枠を消費して再投資する必要があるため、成長投資枠の240万円をどんどん減らすことになります。
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12月20日に積立設定済!
今回、金額設定で1,000,000円を成長投資枠を使って一括投入しました。
口数指定で購入した方は、分配金受取設定になっていますが、金額指定で購入した方は再投資型に自動設定されています。
そのため、12月20日を過ぎたため、分配金受取方法も「再投資」→「受取」に変更しまいした。
これから30年以上の投資人生になるため、失敗も成功も経験として受け止めてチャレンジしたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、SBI S 米国高配当株式ファンド【年4回決算型】について紹介しました。
何が正解で何が間違っていたなんて投資の世界では判らず、すべて自己責任になります。
SNSや動画配信でSBI SCHDを勧める声もありますが、最終的な投資やサービス利用の判断は全て自らの判断になります。
そのため、自分が納得して購入の判断と新NISAの活用などを行うようにしてください。
良い投資で資産運用できるように取り組んで行きましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。