国民皆保険の内容っていつ使えるのかご存知ですか?
医療費3割負担のみしかご存知なければ、最後まで一読下さい。
きっと今後の生活に役立つ知識が得られるように感じます。
国民皆保険について
日本国民なら法定福利として全員加入している医療保険があります。
それは国民皆保険です!
- 国民健康保険
- 各種組合保険(サラリーマン)
この医療保険って、実は凄すぎる特約が揃っています。
この機会に国民皆保険の使い方を理解して、民間保険を見直してみてはいかがでしたでしょうか。
①医療費3負担
当たり前のように使っていますが、諸外国では国民皆保険というものがなく、医療を受けた場合、莫大な費用が発生してしまいます。
日本では個々の支払い能力に寄与せず、全体に納税してもらい助け合いながら必要な人に分配する仕組みを作っているのです。
②高額医療制度
日本国民の3割ほどしか知らない特約に高額医療制度があります。これを理解せずに民間保険に入るのは、NG行為です!
内容を簡単に言うと、収入や状況によって月間医療費の上限が設定されており、超えた分を国が変換してくれる制度です。
1ヶ月の医療費に上限があり、入院したりして高額医療費がかかった場合、この制度を確認してみて下さい。
ざっくりした上限金額は、以下の通りです。
※記載している金額は目安になりますので、詳細手続きや算出方法は厚生労務省のHPでご確認下さい。
高額医療費の限度額目安
- 給料年収500万円なら 約9万円
- 給料年収800万円なら 約17万円
- 給料年収1000万円なら 約25万円
③出産育児一時金
出産をしたらお金が支払われます。原則として42万円の支給があります。
妊娠出産にかかる費用がおおよそ50万円なので、ほとんどを賄えることになります。
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ここまでは、国民皆保険荷加入する方全員が受けられる医療保険制度でした。
ここからは、会社員のみが受けられる制度になります。
④出産手当
出産42日間、産後56日間の給料がもらえる制度です。一月半程の給料を国民皆保険が約2/3支給してくれます。一般的に言うと、産休・育休にあたりますね。
⑤傷病手当金
業務中の病気や怪我で4日以上働けない場合、給料の2/3が支給されます。
国民皆保険で支給される期間は、1ヶ月半までになります。それ以上に療養期間が必要な場合は、年金の制度を活用することも選択肢としてありますので、安心して療養して下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、国民皆保険の制度について5つ紹介しました。
民間の医療保険に入るときには、メリットを考えてほしいと思います。
民間医療の最大のメリットは、高額医療費の特約があります。しかしよくある問題に、高額医療を受ける必要がある場合、民間では適用除外になっていることもあります。加入の際は、特約内容をよく確認してくださいね。
それでは(@^^)/~~~。