嫁が自由を求めて仕事したいと言うことで、個人的に働いた時のリスクについて調べてみました。
調べれば調べるほど、働いたら罰金と言わんばかりに住民税や所得税、社会保険(以後、社保に省略)などの税金を納めなければならず、気持ち的に凹みました。(^_^;)w
そんな年収の壁について調べた内容を今回は紹介していきますので、
扶養に入っており働こうと考えている方がいたら、ぜひ参考にして下さい。
扶養とは!?
『扶養』とは生活を維持するのに経済的な助けを必要とする人を援助する行為のことです。扶養に入っていると、本人の収入によって税金と社会保険が優遇されます。年収を知ることで、おおよその支出を知ることが出来ます。
年収の壁について
税金は年収によって変動されますが、100万円を超えたあたりから給料に税金がかかってくることになります。そんな年収の壁についてまとめてみたので、早速見ていきましょう。
1.年収100万円の壁
年収100万円未満だと税金も社会保険もかかりません。年収100万円を超えると住民税が発生します。(自治体によっては年収100万円未満でも住民税が発生する場合がありますので、確認して下さい。)
2.年収103万円の壁
年収が103万円を超えると、住民税に加えて所得税が発生します。その際の税率は5%になります。
3.年収106万円の壁
年収106万円を超え、かつ下記内容を満たす場合、世帯主の扶養を抜けて本人が社保に加入する必要があります。
勤務の条件
- 週20時間以上の勤務
- 月額賃金8.8万円以上
- 勤務期間1年以上見込み
- 学生ではない
- 従業員501人以上の企業
4.年収130万円の壁
世帯主の社会保険の扶養から外れます。そのため、大歯紅手取りが減ることになります。見込み年収が130万円前後になるなら、超えないように調整したほうがお得です。
5.年収150万円の壁
世帯主の配偶者特別控除が満額の38万円から段階的に減っていきます。(150万円を超えると、世帯主の税負担が増えるということになります。)
配偶者特別控除とは、配偶者の年収によって世帯主の所得の課税対象を免除してくれる制度です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、扶養が働いた時の年収の壁について簡単にまとめてみました。
改めて、簡単に
扶養の壁をまとめると以下の通りです。
- 年収100万円以上:住民税
- 年収103万円以上:住民税+所得税
- 年収106万円以上:住民税+所得税+社保(条件付き)
- 年収130万円以上:住民税+所得税+社保
- 年収150万円以上:住民税+所得税+社保+配偶者特別控除減額
働きたい時間、稼ぎたい金額に応じて年収を何万円以下にするのか考えて働く必要があります。
1つ1つ調べると大変なので、この機会に当記事をブックマークしておいてくださいね。