冬になると飲みたくなる温かいココアですが、今回は、可可(ココア・カカオ)の薬膳的効能を解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
ココアの効果と選び方について!!
1.動悸がする
ココアは安神作用と言って、気持ちを落ち着ける効果があります。不安感があったり、動悸を伴う場合は、ココアを飲むと気持ちが落ち着きますよ。
こんな時にオススメ!
- 不安感がある
- 動悸がする
- ソワソワする
2.疲れがとれない
身体を動かすエネルギーである「気」が不足した状態の「気虚」の方におすすめです。朝起きるのが辛い、低血圧という方は、ぜひ!朝に飲んでほしいです。
心の機能を活発化させてくれますよ。
こんな時にオススメ!
- 低血圧
- 疲れがとれない
- 朝起きるのが辛い
3.集中力の低下
漢方では「考えたり、思考」するのは、五臓六腑の「心」と関わりが深いとされています。だから集中力が低下したり、思考が鈍る時は、心を補う漢方薬や薬剤食材を使いましょう!
こんな時にオススメ!
- 思考が鈍る
- 集中力の低下
- ボーっとする
4.尿の出が悪い
実はココアは尿を排泄させる作用があります。
尿の出が悪かったり、尿の回数が少ない方にオススメです。しかし、お砂糖や甘みも多く入ると、利尿作用は弱まるので注意です。
こんな時にオススメ!
- 尿の出が悪い
- 排尿の回数が少ない
- 残尿感がある
5.おすすめできないパターン
実はココアにも摂らない方が良いときがあります。
それは、ストレスで頭に血がのぼっている時や胃もたれ、不眠、子ども、妊婦さんです。(肝陽上亢)
6.ココアの選び方&飲み方
ココアを選ぶポイントは以下の通りです。
- ピュアココア(純ココア)
- カカオ70%以上
甘みを足したい時は、黒糖やハチミツを入れると良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ココアの効果と選び方について紹介しました。
睡眠不足や疲労感があるなど、上記の症状がある場合は、朝の時間に純ココアを飲んでみてください。身体も温められて、頭もスッキリしますよ。
1日の活力剤にもなりますので、ぜひ取り入れてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。