年金は働く職業や年収によって違いはありますが、全員が支払う国民年金についてとりあげると月に約17,000円の年金を受け取ることができます。しかし、滞納すると年金ゼロになることがあります。
今回は、国民年金を滞納すると起きるデメリットについて紹介します。
国民年金を滞納すると年金ゼロ!?
国民年金とは、20歳以上60歳未満の全ての人が加入する年金のことです。
「会社員は厚生年金しか払ってないじゃん」と思う人もいるかも知れませんが、厚生年金保険に含まれています。
ここからは、滞納するデメリットについて紹介していきます。
1.延滞金が発生する
延滞すると、まず督促状が送られてきますが、督促状の指定期日までに支払いしないと本来の期限の翌日から延滞金が発生しまう。
2023年では最大8.7%の延滞金が掛かります。
2.財産を差し押さえられる
国民年金の支払いをせずに督促状も無視していると最悪の場合、財産が差し押さえられる可能性があります。
実際に1年で2万件以上の差し押さえが実施されています。
3.年金が貰えなくなる
老後にもらえるはずの年金いは「10年以上国民年金延滞料を納付したこと」という条件があります。滞納して10年に満たないと今まで支払った分も全て無駄になります。
他にも障害年金・遺族年金も貰えなくなるので要注意です。
※免除や猶予精度がある
年金の支払いが難しい人には、免除や猶予精度があります。
退職して収入がない人は免除や猶予を受けられる可能性があるので、行政へ確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、国民年金を滞納すると起きることについて紹介しました。
年金を滞納したら督促状が届くし、いままで支払った年金も損するかもしれません。「どうせ将来年金なんて貰えないし、支払っても意味がないでしょ!」と思う気持ちも分かりませんが、年金が貰えないことにはならないため滞納ではなく、免除や猶予期間をうまく活用しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~−−。