ブログのストック機能をフル活用して、数十年後の娘に伝えたいことをストックして行きたいと思います。俗に言うネット版タイムカプセルです。😁w
今回は、私が名付け親となった娘の名前【凛】の由来について話そうと思います。
投稿日は2021年8月15日(日)なので、私の年齢が30歳、娘が1歳10ヶ月の時に投稿した記事ですね。
まだ娘が生まれてから2年も経っていないので、今現在の心情を色褪せることなく書き留められればと思います。娘の成長が今から楽しみです!
名前の由来について
私が娘の名前を考えるにあたり取り入れたかったテーマは、『強く生きて欲しい』の一言です。
どんなに大変なことでも辛いことでも、生きてさえいれば必ず笑える日が来るから、その時の気持ちに流されないで欲しい思いを込めています。
そこから私の思っているテーマにぴったりの言葉を見つける険しい道のりが始まりました。(^_^;)汗
嫁の要望はというと…
- 苗字の書き数が多いので、名前は少なくすること
- キラキラネームはNG
- 羽を含んだ名前は、個人的にNG
- 暗いより明るい名前が良い
- 字画占いも参考にする
などなど様々な条件がある中で、命名辞典を読み漁りました。
最初の案として選出されたのは、『心優〈みゆ〉』『心結〈みゆ〉』『結心〈ゆな〉』『咲〈さき〉』『由奈〈ゆな〉』『心愛〈こころ〉』『凛〈りん〉』でした。
『強く生きて欲しい』と思いと『心』の文字が合致していたのか、選んでしまいがちになっていました。また『優しく育って欲しい』と嫁の思いも入り、言葉の意味を調べながら様々な名前の案が出てきました。
次に行ったのは、苗字と名前をつなげた時の響や字画占いに当てはめて名前を絞りました。
…
総合的に良かったのは、『心結〈みゆ〉』『心愛〈こころ〉』『結心〈ゆな〉』の3つに絞られました。
しかし腑に落ちないところが私にあり、再度!名前を調べ直して姓名の響きや字画占いをあまり当てにせず、私の感覚で『凛〈りん〉』と名付けました。
なぜ!こだわったのか!?
『凛』を広辞苑で調べると次のような意味があります。
①.冷たい。氷に触れたようにぴりっと身が引きしまる感じをいう。
②.りりしいさま。きっぱりとしているさま。▽引き締まってすきのない状態をいう。
《解字》
禀(りん)の字の上部は、屋根付きの囲い、下部は作物。作物をおさめてしまいこむ倉のこと。ひと所に引き締めておさめる意を含む。凛は「冫(こおり)+(音符)禀」。冷たい氷に触れて心身の引き締まる感じをいう。
辞書で調べると、冷ややかなイメージが先行してしまいます。しかし『凛』に込めた私の思いは、次の通りになります。
- 自分軸で生きて欲しい
- 一人の時間も楽しめる
- 感情で左右されない
- 前向きで明るい
- 環境に適応するしなやかな強さ
- 執着しない
このような意味を秘めている『凛』の一文字に『自分をいつでも信じて、自分らしく毎日を送れますよう』にという意味を込めて名付けました。
また、好事不如無(こうずもなきにしかず)という言葉があります。これは、『執着心を生んでしまうのであれば、良いことさえ無い方がよい』という教えです。
大人になっても忘れてしまいがちですが、『良いことをすれば感謝してもらえる』と勝手に思ってしまい、見返りに期待し執着してしまいます。
しかしこのような思考を持っておくと、良いことも美しい行為ではなくなってしまう事はおろか、相手の反応に一喜一憂することになり、自分自身もその反応に苦しめることになります。
そのため悪いことはもちろんのこと、良いことですら握りしめたり囚われ過ぎたりせず、潔く凛とした生き方をして欲しいと願いを込めました。
まとめ
今回は、『凛』と名付けた名前の由来について私の想いを話しました。
『凛』の一文字を見ると、外見ではピリッとした冷ややかなイメージがありますが、実はこれまで話して来たように、陰で努力して対価を求めない温かい優しさを持つ言葉でもあります。なかなかできる体現できることではありませんが、他人から愛される人になってもらいたいですね。
いつの時代でも、自分を好きでもなく信じられない人に他人を愛せるはずがないので、自分の欠点も嫌いな部分も全て好きになる強さを持って、様々なことにチャレンジしてほしいと思います。
それでは(@^^)/~~~。