助産師さんと話していると、乳児期のご飯について気を付けてほしいポイントが様々ありました。
そこで今回は、ミルク育児の勘違いについてまとめてみました!
ぜひ子育ての参考にしてください。
ミルク育児の勘違い5選!
1.ぬるく作る
「冷ますのが面倒だがら、最初から適温で作っちゃえ!」とするのは絶対に辞めてください!
粉ミルクの中には、サカザキ菌という悪い菌がいることがあり、熱湯で作るのはコレを殺すためなんです。70℃以上のお湯でしっかり粉ミルクを溶かしてあげてください。
2.作り置きする
「夜中に作るのが面倒だから作って保温容器に入れておく」
こんな事をしているママさんがいるようですが、実はNGです!
温かいままだと作って飲ませるのは、2時間以内にしましょう。
作ってすぐ5℃以下にして保存するなら、24時間以内に消費が目安になります。
飲み残しはどんな温度でも保存はできないので、使い回さないようにしてください。
3.ミルク缶の量通りに飲ませようとする
1回に飲む量は個人差があります。
1回に飲める量は少な目で回数が必要な子や、量は少ないけど体重は問題なく増える子もいます。
赤ちゃんの様子に合わせるようにしてください。
4.ミルクの濃さを変える
濃くしたり、薄くしたりはNGです!
濃いとミルクの浸透圧が変わるし、薄いと水中毒のリスクが高まります。
ミルクの濃さは、ミルク缶に記載の通りにしましょう!
5.フォローアップミルクに変えなきゃ!と思う
実はフォローアップミルクは、小児科学会では、必要性を認められていないものになります。
離乳食を食べられていれば、フォローアップミルクにしなくてもいいので、『離乳食+フォローアップミルク』ではないことを知っておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ミルク育児の勘違いについて紹介しました。
ママさんは助産師さんからの注意事項や数ヶ月検診で指導がありますが、パパさんの方は何も判らず赤ちゃんの面倒を頼まれることがあります。
最低限の事を知っておかないと、緊急事態に陥った時に対処できなくなってしまいます。
今回紹介したミルク育児の5つの内容を抑えておくだけで、赤ちゃんもママも助けることが出来ますので、ぜひ知っておいてください。
それでは(@^^)/~~~。