8ヶ月頃になると、手に持つ物は何でも投げるようになります。
なぜ投げるのかは、子どもの成長と深く関係しており、仕方ない側面もあります。そこで今回は、年齢別に成長を見ていき、物を投げないようにする対策を紹介したいと思います。
ぜひ子育ての参考にしてみて下さい。
おもちゃを投げなくなるコツ3選!
子どもが物を投げるのは、成長によって意味合いが異なります。まずは、子どもの成長について見ていきましょう!
8ヶ月頃
自分の身体の機能を使うのが楽しくて、投げる・落とすを繰り返します。
自分の身体の機能を楽しみながらその機能を伸ばしている最中でもあるため、止めさせる必要はありませんが、危険がないように見守るのが良いです。
1歳頃
自分の行動に対する反応に興味津々で投げる・落とします。
物を投げると大人が驚いたり怒ったりする反応、物が落ちて転がる様子などを観察して楽しんでいるが、危険な場合はきちんと注意するのも必要になります。
2歳頃
自我が芽生えてわざと投げる・落とします。
「落とす→大人が拾う」という遊びや、投げたものを元に戻すことを楽しんでいます。ダメと言われたことにワザと反抗しています。(自我の芽生えからそのような行動をします。)
対策について
物を投げることは成長だけど、やっぱり困るものです。なので物を投げないようにするための対策を紹介していきます。
1.投げて良いものをどんどん投げさせる
投げたら困るもの・危険なものは、なるべく触れない場所に隠しておきましょう。
子供の前には、お手玉やクッションボールなど投げても良い物をどんどん投げさせて遊ばせます。
2.注意する時はまず共感する
投げてはいけない物や食べ物などを投げてしまった時、まずは「楽しい・面白い」という気持ちに共感しましょう。
共感した後は投げてはいけない物と言うことを目を見て伝えていきます。
例えば次のような注意だと子どもも受け入れやすくなります。「投げるの楽しいねー!でもね、投げたら危ないから置いておこうね。」
3.別の遊びに誘う
危険な物や投げてはいけない物を投げようとしたら、別の遊びや他の興味があることに誘ってあげましょう。
ボールを代わりに渡し、投げさせてあげるのも良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、おもちゃを投げるのをやめさせるコツについて紹介しました。
子どもは楽しくなると、前に注意させたことを忘れて繰り返し同じことを実行してしまいます。これは怒り方に問題があるのではなく、目の前の物に対して投げたり落としたりするとどうなるのかと思う『興味』や親を困らせて自分に目を向けさせる時にやりがちです。そのため興味で動いているのか迷惑行為で動いているのかを見極めて親も対応することが大切になります。子どもの成長を感じられる瞬間でもあるため、子どもが出すサインを見過ごさないようにしてくださいね。
それでは(^_^)/~~~。