残業代の計算を方法を4つに分けて紹介します。
労働条件によって違いますので、注意してください。
残業代の計算方法について!!
前提条件として、残業には次の種類があります。
- 法定内残業
- 法定時間外労働
- 深夜労働
- 休日労働
残業の種類によって、残業代の計算方法が変わります。
残業代の基本的な計算は、
『1時間あたりの賃金 × 残業時間 × 割増率』です。
この割増率が、残業の種類によって異なります。
1.法定内残業の場合
法定内残業の場合は、割増は発生しません。
『1時間あたりの賃金 × 残業時間 × 1.0』
例えば、1時間あたりの賃金が1800円で、2時間の法定内残業をした場合、
1800円 × 2.0時間 × 1.0 = 3600円になります。
2.法定時間外労働の場合
法定時間外は、割増率が1.25倍になります。
『1時間あたりの賃金 × 残業時間 × 1.25』
例えば、1時間あたりの賃金が1800円で、2時間の法定内残業をした場合、
1800円 × 2.0時間 × 1.25 = 4500円になります。
3.深夜労働の場合
深夜労働も割増率は、1.25倍です。
『1時間あたりの賃金 × 残業時間 × 1.25』
例えば、1時間あたりの賃金が1800円で、5時間の法定内残業をした場合、
1800円 × 5.0時間 × 1.25 = 11250円になります。
4.休日労働の場合
休日労働は、割増率が1.35倍になります。
『1時間あたりの賃金 × 残業時間 × 1.35』
例えば、1時間あたりの賃金が1800円で、5時間の法定内残業をした場合、
1800円 × 5.0時間 × 1.35 = 12150円になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、残業代の計算方法について紹介しました。
4つの種類に分けましたが、「法定時間外労働と深夜労働」や「休日労働と深夜労働」のように複数の種類に当てはまることもあります。
「法定時間外労働と深夜労働」の場合は、
1時間あたりの賃金 × 残業時間 ×1.5(※1.5=1.25+0,25)
「休日労働と深夜労働」の場合は、
1時間あたりの賃金 × 残業時間 ×1.6(※1.6=1.3.5+0,25)
上記のようになりますので、気をつけてください。
最後ま読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。