株価の変動はもちろん業績に寄与しており、良ければ上がり、悪ければ下がります。しかし株の売買を行うのは、基本的に人間が行っているため、世界の経済動向や投資家の心理状況によっても株価の変動が起こります。
そんな状況が指数として「見える化」して情報が開示されていることをご存知でしょうか。
今回は、そんな知らないと損する経済指数を6つ紹介したいと思います。
ぜひ、文章だけだと分かりにくいので、参考図も合わせて御覧くださいね。
知らないと損する経済指数6選!
1.VIX指数(恐怖指数)
- 参考HP:VIX恐怖指数 日経平均比較チャート
株式市場の先行きに対する投資家の心理状態を示す指数であり、投資のタイミングに大きく関わるものです。VIX指数が高い=値動きが激しく市場が不安定ということが予想できます。
図の2020年に恐怖指数30ポイントを超えたのはコロナが発見されたときですが、2008年のリーマンショック以来の上昇になっています。
2.ヒンデンブルグオーメン
ヒンデンブルグオーメンの点灯は米国株価が暴落する予兆を示しています。
発生すると1ヶ月感は有効とされ、80%弱の確率で5%以上の下落が起きると言われています。
アメリカの指数ですが、過去のデータでも日本市場に大きな影響が出ているため注意が必要です。
3.RSI(相対力指数)
買われ過ぎか、売られ過ぎかを判断するための指数として利用されています。
指数は0〜100で表され、一般的に『70%〜80%以上で買われ過ぎ』、『20%〜30%以下で売られ過ぎ』と判断出来るます。
4.サイコロジカルサイン
サイコロジカルサインは、投資家の心理を数値化した指数です。
相場の強弱の見極めや、買い場・売り場を判断するのに有効的です。
サイコロジカルラインは、0%〜100%の間で推移しており、通常は50%が基準になっています。25%以下は売られ過ぎであり、75%以上では買われ過ぎと判断します。
5.Fear&Greed指数
市場の欲望と恐怖の度合いを示した指数です。
1〜100で市場を表しており、数値が低いほど市場の恐怖度が高いことを表しています。
コロナの時は1となっており、低ければ買い時の可能性が高いとも言えます。
6.バフェット指数
バフェット指数は、株価の割高・割安を判断する指数です。
一般的に、この数字が100%を上回れば株価は割高、下回れば割安と解釈されます。
日本株をバフェット指数で見てみると約130%になり、2016年から日本株は割高ということが分かります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、知らないと損する経済指数を6つ紹介しました。
毎日、全てをチェックして情報収集する必要はありません。必要な状況に応じて参考程度に見るだけで十分だと感じています。
しかし、昨今のVIX指数は高い傾向があるので、個人的にはVIX指数だけをチェックしていたりします。もちろんこのような経済指数を参考にして事前に情報を得ることが重要ですが、指数に振り回されて買い時と売り時を見誤らないように注意してくださいね。
それでは(@^^)/~~~。