ストウブ鍋を使って料理したい!!
けど『サイズを間違えたらどうしよう...値段も高いし...( 一一)』と思われている方も多いのではないでしょうか。
私はサイズ感が分からず勢いで買ってしまったため、ひと廻り小さい鍋を買い直した経験があります。正直もったいない想いをしましたね。( ;∀;)泣
なので今回は、『ストウブ鍋を買いたいけど、サイズ感がわからない方』に向けて記事を発信していこうと思います。
ストウブ鍋の選び方
1.使用目的を決める
まずやって欲しいのが、使う時の目的を決めておくことです。それは『家族構成』、『食事の量』、『料理の種類』によって異なります。
例えば、独身だけど小さい鍋でいいやと思って、安くてお手軽に使える14㎝の鍋を購入すると、ご飯にして1合分程度しか炊くことが出来ず、スープ系のような副菜になる料理には最適ですが、メイン用の鍋としては不向きになります。
安さに感けて小さい鍋を買ってしまうとせっかくの高価な鍋も宝の持ち腐れになり、使わなくなったり買い直したりしてしまいます。
なので、購入するときは一呼吸おいて使う目的を想像してみて下さい。
2.実際に持ってみる
私はコストコでストウブ鍋( 24cm)に出会って一目ぼれで購入しましたが、実際に持ってみて感じたのは『めちゃくちゃ重い』です。鋳鉄鍋なので当たり前と言われればそれまでですが、「普段使っている鍋よりちょっと重いくらいかな?」と思われているのであれば痛い目に合います!
嫁も意外な重量感に置き場に困ってしまう程でした。現に流し台の下収納に100均で購入したプラスチックの2段棚の上に乗せると、ピキピキっと音を立てて弛んでしまいました。(;''∀'')
なので通販サイトが安いことが多いですが、1度店頭に足を運んで並んでいる商品を持って確かめた方が間違いないと思います。
どうしても通販サイトで即決したい方は、ネット上に重量が表記されているのでそれと同じようなモノを持ってみるといいですよ。きっと意外な重量感に驚きます!(*_*;w
3.形を選ぶ
ストウブ鍋の形は大きく分けて2種類に分かれます。それぞれ特徴があるので紹介していきます。
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ラウンド型
・サイズは、10㎝・14㎝・16㎝・18㎝・20㎝・22㎝・24㎝。
・幅広い料理に対応しているのがラウンドの特徴。
・熱も鍋全体に行き渡りやすいので扱いやすい。
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オーバル型
・サイズは、11㎝・15㎝・17㎝・23㎝・27㎝・29㎝・それ以上。
・ラウンドに比べて長細い形状をしているのが特徴。
・魚やかたまり肉、長い野菜などをそのまま切らずに調理したい方におススメ。
自分が調理しやすい方や好みで選んでいいと思います。どちらの鍋を使っても美味しく料理が作れること間違い無しなので、デザイン性で選ぶのもアリだと思います。(*´ω`*)
4.サイズ感について
4-1.一般家庭(3~4人)の場合
ストウブ鍋のサイズをざっくり説明すると以下通りです。
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メイン料理
・ラウンド型:20㎝以上の鍋がおススメ(20㎝、22㎝、24㎝)
・オーバル型:23㎝以上の鍋がおススメ(23㎝、27㎝、29㎝)
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サブ料理
・ラウンド型:16㎝以下の鍋がおススメ(14㎝、16㎝)
・オーバル型:17㎝以下の鍋がおススメ(15㎝、17㎝)
4-2.独身または大家族の場合
独身の方や大家族の方は詳しくまとめた専門サイトがありますので、以下の表を参考にするとイメージが付きやすいと思います。
<ピコ・ココット ラウンド>
サイズ
(cm)
切らずに入る食材の目安 メインディッシュ 小さなおかず 最適炊飯量 使い方のヒント レシピのヒント 10cm 殻付き卵1個 - 1人 0.3合 小さなおつまみや付け合わせづくりに。
テーブルにそのままサーブするソースからスープ、焼き菓子、冷たいデザートの一人分の器にも。オニオングラタンスープ、アヒージョ、ディップ、フォンデュ。プリン、スフレ、アイスクリーム。 14cm かぼちゃ1/8 1人 1~2人 0.5~1合 ちょっとしたおかずや汁物に。
蓄熱性が高いので、少量の煮物や揚げ物もおいしく仕上がります。ごはんや麺など一人分の主食の調理ができ、そのまま器にもなります。野菜やきのこ、魚介の蒸し煮、アヒージョ、キャロットグラッセ。一人分の炊飯、ドリア、チゲ鍋。 16cm じゃがいも3個 1人 2人 0.5~1.5合 副菜のローストや蒸し煮。揚出豆腐、かき揚げ。一人分の煮込みうどんやビビンパ。 18cm たまねぎ小3個 1~2人 2~3人 1~2合 メインディッシュ・小さなおかずのどちらにも使える万能サイズ。
用途が広く、家族の人数が変わっても長くお使いいただけます。毎日の炊飯や汁物にも。かぼちゃの煮物、ラタトゥイユ、スープや味噌汁。ケーキ。 20cm トマト中3個 2~3人 3~5人 2~3合 カレーやシチュー、豚の角煮、肉じゃが、炊き込みご飯、パン。 22cm 鶏胸肉2枚 3~4人 4~6人 3~4合 ピコの効果を最も実感できる煮込み料理に。
たっぷりしたメインづくりや作り置きレシピに活躍。人が集まる時のパーティ料理にも。カレーやシチュー、煮込みハンバーグ、ぶり大根、煮豆。 24cm キャベツ丸ごと 4~6人 - 4~5合 ポットロースト、おでん。茶碗蒸し(容器ごと)。ミートソースなどの作り置き。
<ピコ・ココット オーバル>
サイズ(cm) 切らずに入る食材の目安 メインディッシュ 小さなおかず 最適炊飯量 使い方のヒント レシピのヒント 11cm じゃがいも中1個 - 1人 0.3合 小さなおつまみや付け合わせづくりに。
テーブルにそのままサーブするソースからスープ、焼き菓子、冷たいデザートの一人分の器にも。オニオングラタンスープ、アヒージョ、ディップなどのおつまみ、ソーセージグリル、パンプティング。 15cm 鶏ささみ2本 1人 1~2人 0.5~1合 ちょっとしたおかずや汁物に。
蓄熱性が高いので、少量の煮物や揚げ物もおいしく仕上がります。横長でオーブントースター調理にも最適。アスパラやいんげんの蒸し煮、付け合わせ、アヒージョなどのおつまみ。一人分のグラタン。 17cm なす2本 1~2人 2人 1~1.5合 野菜やきのこの蒸し煮、アヒージョ、かきのパン粉焼などオーブントースターレシピ。 23cm 骨付きチキン2本 2~4人 - 2~3合 メインディッシュ・小さなおかずのどちらにも使える万能サイズ。用途が広く、家族の人数が変わっても長くお使いいただけます。長い食材の揚げ物も、少ない油で調理できます。 ローストビーフ、焼き芋、鯛めし、いわしの梅煮。エビフライ。 27cm 鶏丸ごと 3~6人 - 3~4合 ピコの効果を最も実感できる煮込み料理に。楕円形を活かして、チキンや魚、とうもろこしなども丸ごと調理できます。高さがラウンドより低いので、テーブル上での鍋料理にも。 ローストチキン、サムゲタン、アクアパッツァ、ブイヤベース、茹でとうもろこし。 下記URLより抜粋しています。
4-3.油料理の場合
ストウブ鍋は油料理をするときにも大活躍します。理由は以下の通りです。
<ストウブ鍋の優秀なポイント>
- 油が節約できる!
鍋サイズの小さいモノを選ぶと油や光熱費の節約にもつながります。
- 高い熱伝導性!
鍋全体の温度が均一に伝わりやすいので「外はカリッと、中はフワッと」した揚げ物を作ることが出来ます。
- 優れた保温力!
一度鍋全体の温度が上がって水分が沸騰した状態で火を消しても、温度が保たれるほど保温力が高いです。普通鍋の場合は火加減を調整しながら温度を調整する必要がありますが、ストウブ鍋なら設定温度に達した後は弱火にしとけばいいので非常に楽です。
もちろん揚げ時間にも寄りますが、普通鍋より調整する頻度は確実に減ります。
油料理を扱うことが多い場合は、サブ料理で紹介した小さめの鍋の方が油やガス代の節約につながるのでおススメです。ストウブ鍋を2台持ちされている方は油料理用でラウンド型の14cmを購入されている方が多いように思います。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ストウブ鍋の魅力は他にもカラーバリエーションや様々な種類の鍋があります。そのことについても記事にまとめているので、参考にして下さい。
ストウブ鍋は最初にサイズを間違えてしまうと、高価なこともあって本当に勿体ないです。適性のサイズを選ぶと料理も段違いに美味しさを増すので注意してくださいね。
ちなみにですが...(^^)/
いきなり大きい鍋をと考えがちですが、1度使ってみるという意味で安価な小さい鍋を購入するのも良いと思います。副菜用として使ってみて、良し悪しを判断してから大きい鍋の購入に踏み込んだ方が上手な買い物の仕方かもしれません。
現に私も買い直してますし...( ;∀;)泣。反面教師にして下さい。
みなさんが本記事を参考にして、ストウブ鍋を購入していただけると私も嬉しく思います。ストウブ鍋で素敵な料理を作ってみて下さい。それでは(@^^)/~~~。