あなたが普段使っているそのクレジットカード、きちんと理解して使っていますか?
『支払い方って何がいいの?』、『利息ってあるの?』など分かっているようで、いざ聞かれると曖昧な返答しか出来ないのではないでしょうか!
今回は、クレジットカード全般について紹介します。当記事を読み終えた頃には、クレジットカードと上手く付き合って行ける方法が見出だせるかもしれません。
ぜひ一読ください。
クレジットカードの機能
クレジットカードには、以下の2つの機能があります。
- ショッピング機能
買い物をするときに使う支払い方法。毎月の使える枠の上限は、人によって異なります。
- キャッシング機能
ATMやねっとからお金を帰り入れる事ができる機能です。利用可能枠は、その人によって異なります。
クレジットカードの仕組み
クレジットカード払いをすると、その代金をカード会社が一時的に建て替えてくれます。それを利用者本人が後から支払うというのが、クレジットカードを利用した際の基本的なお金の流れです。
クレジットカードの支払い方法
お財布の状況に合わせて複数の支払い方法を使い分けられるのはとても便利です。
ただし下の表の通り、分割払いやリボ払いをなどは手数料が発生します。
またリボ払いの一般的な金利は、実質年率15%と高くなっているので、即刻お金が必要ではない場合は、銀行借り入れを活用するほうが低金利で借りられます。
リボ払いは要注意!
リボ払いはどれだけ使っても月々の支払額は定額となっているので、高くて手が出せない商品を買うことが出来る利点があります。
リボ払いのタイプは2種類あります。
- 定額式
最初から最後まで支払金額がほぼ一定。
- 定率式
最初が比較的多めの支払い金額で、だんだんと支払い額が下がっていく。
『定率式』の返済に注意が必要です。
支払い終盤になると返済額がどんどん少なくなるので、支払いが終わりにくくなります。
なぜ注意が必要なのか!?
なにより手数料率が高いです!!
おおよそ年15%の高い金利が発生することになります。
例えば、『利用残高50万円』、実質年率15%が1年間キープされたとすると、支払い手数料は年間で約75,000円もの金額となります。
毎月10,000円を1年間返済したとしても、120,000円ー75,000円=45,000円しか残高が減っていないことになります。(元利定額リボルビング方式の場合)
つまり!50万円のうち12万円を返済したから、利用残高は38万円となっているはずと思っていても、実際には45万円以上返済が残っているといったことが起こり得ます。
金利のことをよく分かっていないまま使用すると、痛い目を見ることになりますよ。
その他の注意事項
- 裏面に直筆で必ずサインをしましょう!
著名欄が空白の場合、不正利用被害を盗難・紛失補償でカバーしようとしても、本人が最低限のセキュリティ対策をとっていないとみなされて、補償適用外になってしまうことがあります。
-
支払い遅延でブラックリストに...
返済が支払日から61日以上または、3ヶ月遅延した場合はCIC(信用情報の管理機関)に『異動』(ブロックリスト)登録されてしまいます。
完済しても、5年間はブラックリストから消されないため、新しいカードの発行、ローンや融資が組めなくなります。
滞納した場合は、早めに支払いを済ませるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、クレジットカードについて浅く広く紹介しました。
自分で調べなければ、なかなか知り得ない手数料の話やリボ払いの異常すぎる年率などが分かってもらえたと思います。
クレジットカードととても便利で、使い方によっては節税対策にもなる一方で、使い方を間違えると自己破産まで追い詰められるケースも少なくありません。
使い方をよく考えて、クレジットカードと上手く付き合えるようにしていきたいものですね。
それでは(@^^)/~~~。