徳とは、人が持っている品性や能力のことで、運を引き寄せる人のことを『徳のある人』と言ったりします。
これらの徳は才能によって持つのではなく、努力によって身につけるものです。その得を身につけるための努力をすることを「徳を積む」と言います。
徳は『陽徳』と『陰徳』の2種類がありますが、得を積めるのは『陰徳』と言って、人に知られないように良い行いをすることになります。
では!徳を積むと、どのような良いことがあるのでしょうか。今回は徳を積むことでメリットがある6つのことについて紹介したいと思います。
徳を積み事で起こる6つのメリット
1.運気が上昇する
徳を積むことの由来は、因果応報です。
そのため、良い行いをしていれば、巡り巡って自分に良いことが返ってきます。
運がよくなることで、ふと欲しかったものが手に入ったり、求めていた結果が得られたり等することがあります。
その得られるものは、金運や情報などのような目に見えないものという場合もあります。
2.前向きになれる
徳を積む人は、普段から良い行いを心掛けています。良い行いを続けることで、気持ちは常に前向きになります。
また、その前向きな言動は周囲の人にも伝わり、周りの人たちも前向きな気持ちにすることが出来ます。
周囲の人が前向きな気持になることで、その前向きな人たちに囲まれることで、徳を積む人もさらに前向きになるという良いサイクルが出来ます。
3.欲しかったものを得られる
徳を積む人は運が良くなります。そのため、ふとした時に欲しかったものが手に入ったりすることがあります。
また、徳を積む人は人望が厚いので、人からプレゼントを貰う機会も多いです。そのプレゼントも周囲の人は、徳を積む人のことを慕っているので、欲している物をよく理解してくれて、欲しかったものをピンポイントで得られたりすることがあります。
人から物をプレゼントして貰えるということは、好意の表れなので大切にしたいですね。
4.物事が良い方向へ進む
徳を積む人は、人知れず努力しています。そのため、基本的に能力が高く、物事を良い方向に向かわせる力を身に着けています。
また、徳を積む人は人望が厚く、人脈も広いです。
そのため、トラブルに遭ってしまったとしても、周囲の人達が手助けをしてくれることも多く、トラブル解決に向けて自然に良い方向へ流れていくことも多いです。
5.周りからの人望が厚くなる
徳を積む人は、日頃から良い行いをしているので、周囲の人達に親切な接し方をしています。そのため親切にされた人達からは、信頼を得ることが多く、徳を積んでいる人の周りには人が集まりやすくなっていきます。
周囲に信頼してくれる人が多く集まっていくことで、人望もどんどん厚くなっていきます。
6.良い出会いが訪れる
徳を積む人は、人望が厚く、人脈も広がりやすいです。
そのため、多くの人と出会うことができるのが大きな特徴です。
多くの人と出会うことができ、日頃から良い行いを続けていることから、良い縁と巡り会える機会も自然に多くなり、人生を変えるような出会いもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、徳を積むことでメリットがある6つのことについて紹介しました。
親や上司など、うまく世間を歩き渡っている人は信頼を得るような行動をとり、人望という徳をたくさん積んできた方々です。
人には感情があり、相手を思いやる心持ち継続的に行動できる人だけが多くの徳を積み重ねる事ができます。
人の行動にまつわる言葉がことわざや四字熟語で受け継がれているように、昔の人は人の感情や環境について感覚的に分かっていたんでしょうね。現代においてとても大切な言葉が多く書き記されています。
今を生きるために未来を見据えることはとても重要ですが、昔の知恵を学ぶことが近道だったりするので、一度振り返ってみてはいかがでしたでしょうか。
それでは(@^^)/~~~。