退職金を受け取る時に、知っているだけで得をする仕組みを作ることが出来ることをご存知でしょうかでしょうか?
個人的に『そんなやり方もあるのか!?』と思い、真似したくなる方法でした。
今回は、そんな退職金の受取方について紹介していきます。
退職金の受け取り方について
退職金で運用資産を行い、余生の手元生活資金として取り崩していくことのが一般的な使い方になります。または住宅ローンの完済費用に充てる方もいると思います。
今回は、前者の退職金を取り崩そうと考えている方に向けて、発信していきたいと思います。
運用方法について【退職金専用定期預金】
退職金を安全に増やす方法として『退職金専用定期預金』を利用する方法があります。
退職金専用・定期預金とは
金融機関にとって名前が異なりますが、退職金の金利を優遇する預金全般を指します。
「定期預金」なので、定められた期間まで口座に預けておくだけで条件クリアになります。(運用系のリスク商品と抱き合わせのものもあります。)
特徴
預入期間は3〜6ヶ月と短期ですが、金利がめちゃくちゃ高いのことが特徴です。
普通預金の金利はおおむね0.001%ですが、低い銀行でも年利換算で0.3〜0.5%程度もあり、高い銀行なら約1.5%前後もあるところも存在します。
例えば、退職金2,000万円を受け取ったとします。
《普通銀行へ預けた場合》
金利0.001%で運用した時の1年後にもらえる利息は、200円になります。
自販機のジュースを1本買えばほとんどなくなってしまいます。
《退職金専用定期預金へ預けた場合》
金利1.5%で運用した時の1年後にもらえる利息は、30万円になります。
自販機のジュースだと1800本以上も買うことができます。(゚A゚;)ゴクリ笑
金利が約1.5%も違うことで30万円もの資産額の差が生まれます。退職金を受け取るときには覚えておきたい内容ですね。
賢い増やし方
退職金専用定期の金利優遇期間はどこも1ヶ月〜6ヶ月と短いです。なので、優遇金利が過ぎたら別の銀行の『退職金専用定期』への預け替えばオススメになります。
『退職金専用定期』は退職金の受け取り後、3ヶ月以内、1年以内、3年以内に利用してください。(各銀行によって期間が違うので注意してくださいね。)
なので、利用できる期間が短いものから長いものに預け替えしていけば、高金利の期間を長く伸ばすことができ、それだけ利息を増やせます。
まだ退職金の使い道が決まっていない場合は、退職金専用定期預金に預けて運用している間にゆっくり考えるほうが得策のように感じます。
ちなみに、退職金定期預金は預金者を呼び込むための営業ツールで銀行側にとってプラスになる商品を売り込みされる可能性もあります。
特に投資系の定期預金は購入手数料や信託報酬がバカ高いことも多いので、注意してください。言われるがままに質の悪い投資信託を買ってしまったり、よくわからない保険に入らないように注意してくださいね。確実に言えることは、株式や投資信託で銘柄をやファンドを自分で選んで投資を行う方が手数料もかなり低くなり、運用益から引かれるものは利益分に対して20.315%の税金しかかかりません。利用するときはよく調べて、検討してから行動するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、退職金の受取方について紹介しました。
私の場合は、自分で運用している株や投資信託の運用費用にしようと思っていますが、全てを投資へ回すのはリスクだと考えています。そんな時に退職金の半分を退職金専用定期預金へ預けたら利息で多少でも増やすことができますので、活用していきたいと思いました。
最もリスクなことはお金が無くなることなので、無くならない仕組みを作って老後の生活を楽しみたいと思います。
ぜひ参考にしていただき、少しでも世の中の便利な仕組みを知っていただけたら幸いです。
それでは(@^^)/~~~。