証券がもし倒産した場合、お金が帰って売るのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
それは当たり前のことで、大切なお金だからこそリスク回避のために、信頼して資産運用を任せられる大きな会社へお金を預けて方も多いと思います。
今回は、もし証券会社が倒産した場合どのようになるかの紹介と思います。
もし証券会社が倒産したら…!
証券会社が倒産しても、基本的にはお金はちゃんと返ってきます。それは、証券会社に預けているお金は2重のセーフティーネットで守られているからです。
1.分離管理
証券会社は、顧客の資産と自社の資産を明確に分けて管理することが義務付けられています。
この『分離管理』が守られていれば、証券会社が倒産しても顧客の資産は確保されているので、ちゃんと資産は戻ってくるということです。
2.投資者保護基金制度
証券会社が万が一分離管理をちゃんとしてなくて顧客に資産を返せなくなった場合、返還できない資産については、一人あたり上限1,000万円まで補償してくれる制度があります。
過度な心配は不要?
そもそも証券会社は分離管理を義務付けられています。『絶対違反しない』とは言い切れないですが、そこまで疑い出すと何も手につかなくなります。しかし不安を感じるところでもあるので、そんなときは証券会社を2社以上に資産分配して預けることをおすすめします。
2社以上の証券口座を持つメリット
どの証券会社が自分に合っているかは、実際に使ってみないとはハッキリ判りません。
さらに、それぞれの証券会社ごとに強みも違うので、2社以上口座を持っていれば様々なサービスを使い分ける事もできます。
どこが良いか迷った時は、とりあえず口座を開設するのがオススメです!
また、証券会社のサーバーがダウンして取引できない状況が発生した時、複数社で取引ができる状態でと安心できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、もし証券会社が倒産した場合どのようになるかの紹介をしました。
証券会社側の対策は2つ。
- 分離管理
- 投資者保護基金制度
そして、個人的な対策としては、2社以上の証券口座を持つことになります。
資産運用するにはとても重要な口座になるので、長く付き合う投資会社だからこそ安心してお金を任せられる会社を選択する必要があります。個人的には、SBI証券、楽天証券ネオモバイル証券の口座を作っており、それぞれに分散投資をしています。
最後にお金を守ることができるのは自分自身だけなので、よく考えて投資を行うようにしてくださいね。