社会に出ていく学生さんに言いたいことがあります!!
これから新社会人として働くと言うことは、自分でお金の管理をしなければならないということです。
働いてお金を貰い、それをどのように使おうとその人の勝手ですが、
現在の日本経済がどのようになっているのかは知ってほしいと思います。
なので今回は、現在の実社会の状況とその対処法を紹介したいと思います。
是非参考にしてくださいね。
知っておくべき日本経済6選
1.終身雇用の崩壊
日本経済は現在進行形で年々落ち込んでいるます。一昔前は大企業に入社すれば安泰と言われていましたが、現在では1度入った会社で定年まで働き続けられる保証はなくなりました。
国内トップ企業のトヨタの社長も2019年5月に『終身雇用の維持は難しい』との発言をしており、働き方の変革期に突入しています。
2.この15年間、手取り額は減少の一途
税金と社会保険料の負担は、毎年のように増えています。そのため手取り額は年々減り続けています。
手取り額を増やす為には、節税が必要不可欠になっており、iDeCoやつみたてNISA、ふるさと納税の利用者が2019年頃から急激に増えています。
3.成果主義の浸透
年功序列の崩壊で、大手のユニクロやソフトバンク、リクルート、楽天などで成果主義が浸透してきています。従来の『どれだけ働いたか』で評価される仕組みから、成果や目標達成、個々の強みで評価される制度に切り替わっています。
4.とりあえず3年は無駄
同一企業に長年務めている人(生え抜き社員)は年々減少しています。転職をしてどんどんキャリアアップしていく時代になっており、自分の能力を高めようと転職をする方も多くなりました。
会社に腰を据える働き方から、自分のキャリアを作る時代へと変わっています。
5.ジョブ型雇用へのシフト
働き方には2種類あり、メンバーシップ型とジョブ型に分けられます。
メンバーシップ型雇用の特徴
- 幅広く人材を採用
- 総合的な業務
- 人の移り変わりが鈍い
ジョブ型雇用の特徴
- 職務が明確化
- 専門的な業務
- 人の移り変わりが活発
これまでの日本は、メンバーシップ型雇用が主流でした。『新卒一括採用』や『年功序列』などが良い例です。
実際の仕事に合わせて人材を採用していく方式のジョブ型雇用では、専門スキルが必要な仕事は業務委託してしまうため、派遣社員やフリーランスが働く場が増えました。
そのため、会社が社員を育ててくれる時代が終わりつつあります。
6.会社員の年収は減り続けている
リーマン・ショック後に比べると回復をしていますが、2000年以前に比べて上がっていません。
正社員であれば安定と言えなくなってきています。会社は社員の給与を約束してくれないので、副業などをして稼いでいく必要があります。現在では、多くの企業で副業を解禁していますので、自分の趣味や能力を使って稼ぐ方法を模索しましょう。
今のうちに知っておきたいこと3選
①.勤労所得を増やす方法
働いて得られる所得ですが、偏った考え方だと1つの会社で長期間働いて役職を上げていくしか方法がありません。その方法は費用対効果が非常に薄く、スムーズに階段を駆け上がれる保証もありません。
そのため、転職や副業でスキルアップを狙うのが利口です。
現在は、ネットビジネスとしてブログやYouTubeを活用して稼ぐ方法やプログラミングや教育活動など得意を活かして稼ぐ方法もあります。ストック型のビジネスを先行して始めれば、不労所得が得られるのも夢ではなくなりますよ。
②.節税対策をする
方法としては、iDeCoがやつみたてNISA、ふるさと納税などがあります。また個人事業主として収益を得られる仕組みを作ると確定申告で様々な経費を収益から差し引くことも可能です。極端な話ですがスーツを取り上げてみましょう。サラリーマンは会社へ行くのに必要ですが自腹で買います。しかしフリーランスなら会社のお金(経費)から落とすことができます。
節税の知識を取り入れることで、毎年得られる手取り額を増やすことができますので、社会人だからこそ勉強しましょう!
③.財産所得を増やす方法
働かなくとも得られる所得(不労所得)をしっかり理解しましょう。
国が用意してくれたNISAやつみたてNISAなどの金融投資について勉強することで、実践しない人と比べて5年後、10年後、20年後で大きな差が開きます。
実際に試算した記事もあるので、参考にしてください。
有名な法則に『パーキングの法則』があります。
- 第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
- 第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
簡単に説明すると、いくら時間とお金があったとしても使い切ってしまうということです。そのような使い切りの人生を避けるために、工夫して資産形成を行う必要がありますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、知っておくべき実社会の現状を紹介しました。
新卒で働き出した頃は、『これから仕事が上手くやっていけるか』と考えていましがた、現在では『生活費は大丈夫だろうか』と心配しなくてはならない程になりました。
いくら1年目は住民税がかからないとはいえ、社会保険や消費税などが増税している現在では、自炊が当たり前で格安sim携帯や家賃などの固定費をテコ入れしなければ貯金が出来ない状況になっています。
苦しい生活を送らないためにも、身の振り方をよく考えて、マネーリテラシーを高めてくださいね。
それでは(@^^)/~~~。