精神疾患を患っているなんて、「自分は心が弱い」「情けない」「恥ずかしい」と思う方がいますが、そんなことはありません!
精神疾患を患ったのには、頑張りすぎたり無理をしすぎたりした場合が多いです。今回は、実は患者数が増加している精神疾患をについて紹介していきます。私も精神疾患で休職した時期がありましたが、流行病だと知り内心ホッとしましたので、この事実を知って下さい。
患者数が多い精神疾患3選!
精神疾患は身近に感じにくいかもしれませんが、生涯5人に1人は何らかの精神疾患にかかるということが分っています。
日本における患者数の多い精神疾患は次の通りになります。
1位 不安障害 推定1000万人
2位 うつ病 推定120万人
3位 統合失調症 推定100万人
それぞれどのような症状なのか見ていきましょう。
1.不安障害
漠然とした不安が一定時期以上持続し、パニック障害などが起きることで日常生活に支障が起きている状態です。長期的な不安により睡眠障害や意欲の低下が見られるうつ病と間違えられやすいです。
不安障害の主な特徴
- 原因:漠然とした不安
- 主な症状①:原因不明の不安感
- 主な症状②:不安解消に躍起になる
2.うつ病
長期的ストレスに晒されたことで脳内のセロトニンやアドレナリン、ドーパミンといった精神的なバランスを保つ精神伝達物質が不均衡な病態を指します。
うつ病の主な特徴
- 原因:長期的なストレス
- 主な症状①:喜びなど感情の低下
- 主な症状②:長期的な抗うつ気分
3.統合失調症
心や考えがまとまらない状態が続き、妄想や幻覚などが伴うことがあります。思考障害が見受けられ、考え方に一貫性がなかったり、会話に脈絡がなく、何を話しているのか分からなくなることがあります。また、記憶力や集中力が低下し、考えがまとまらないことでボーッとすることがあるため、うつ病に見えることがあります。
統合失調症の主な特徴
- 原因:遺伝や環境
- 主な症状①:幻覚や幻聴(解離症状)
- 主な症状②:抗うつ気分
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、実は患者数が増加している精神疾患をについて紹介しました。
自殺者数の抑制のために、ここ数年の間に職場環境の改善で働き方改革や産業医の導入などが進み精神患者の早期発見が増えてきています。幸か不幸か多くの方が精神疾患として診断され、生涯5人に1人は何らかの精神疾患にかかるようになりました。「日本人はよく責任感が強く仕事を全うする」と言われますが、自分を苦しめて働いたとしても、会社全体の利益を考えると自分の貢献度はちっぽけなものです。それよりも自分が脱落しないために、しっかり自己アピールをして周りの力に頼るか、その場から逃げましょう。それが会社で働くと言うことです。
それでは(@^^)/~~~。