1歳半頃から徐々に始まるイヤイヤ期について困ることはありませんか?
お着替えしようとすると「イヤ!」、車に乗せようとすると「乗らない!」などお店で、公園で、道端で、もちろんお家でも大泣きしてしまい、自分の主張を全身使って表現しようとします。
大人からすると「あーイヤイヤ期か…。」と思い、怒ったり無理やり手を引っ張ったりした手段をとってしまいがちです。
そこで今回は、親も困ってしまう子どものイヤイヤ期がどんな時期なのか紹介したいと思います。
子どものイヤイヤ期について
子どものイヤイヤ期は、生まれた時は子と母を一心同体と感じていたことが、1人の人間として気付き始めることから発生することがあります。
実は、この自立こそが1歳半頃から子どもが思い始める時期なのです。
行動の変化
この時期の子どもの心の中は、このような大きな変革期を迎えています。
- 誕生〜1歳半:母と子は一心同体と感じている【例:一緒にお菓子売り場へ行く】
- 2歳頃:少しずつ自分で歩き始めようとして、母の目の届くところで行動を始める【例:親が見える範囲でお菓子売り場を移動する】
- 3歳頃:母から離れたい一心で、自ら自発的に行動する【例:親がいなくてもお菓子売り場へ行く】
歩けるようになったことで、物理的にママから離れるようになります。
「自分」という存在に気付き、「自我」が芽生えるのです。
そして、3歳頃までには「自分」と1人の人間としてお母さんから切り離していきます。この過程は、「人間」として自立する中で、とても大きなステップです。
安心できる環境づくり
自立という大きなステップを踏み出した子どもが「私のこと聞いて」「私を見て」「私にも気持ちがるよ」と一生懸命に訴えてきます。
子どもの訴えは、「私、1人でやりたい!決めたい!でも、見守っていてね。」これが、子供からのメッセージなのです。
自立への大きなステップを踏み出した子どもに対して私たち大人が出来ることは、それを拒む壁になるのでなく、自立を手伝う応援団でありたいことです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、子どものイヤイヤ期がどんな時期なのかについて紹介しました。
自立するための第一歩を1歳半頃から始めようとしています。自分の行動が思い通りにならず、出来なかったことや決めれなかったことなどからイヤイヤ期が発動します。
私たち親が気をつけるべきは、ただ怒ったり無理やり手を引いたりするのではく、一緒に出来るようにしたり、決めさせたり、時には諦めさせたりすることが大切です。
子どもも1人の人間なので、しっかり同じ目線で向き合って子育てをすることが大切です。
それでは(@^^)/~~~。