成長するためにどんな行動が必要だと思いますか?
義務教育を終えて社会の一員として働き出すと、日本人は勉強しなくなるとよく言われます。最近では出世に無頓着な方も多くなり、上司の仕事量をみて現状維持を貫こうとしている風潮も感じます。そんな中でも、成功している人はいるもので、彼らにはある共通点があると言われています。それは口癖です。
今回は、そんな意外すぎる口癖について紹介したいと思います。
出世する人の意外すぎる口癖4選!
1.私のせいです
エグゼクティブコーチのマルセル・シュワンテス氏は、「私のせいだ」と自責する人こそ、周囲からの信頼を得ると言います。シュワンテス氏は、アメリカの神経経済学者のポール・J・ザック氏の言葉を紹介します。
『不完全な人は、私達にとってより魅力的だ。私達は、完璧すぎるように見える人よりも彼ら(不完全な人)を好むのだ』
また、自責思考は、自分を変えて成長させるきっかけにもなります。もちろん、何もかも自分のせいにするのはNGですが、逆に「私が悪い」と認めずに自分の良い面ばかりみていては、成長が止まってしまいます。
本当に信頼され出世できる人になるには、ミスを犯したと思ったらすぐに、素直に「私のせいだ」と言うべきです。そして、行動をどう改善すれば良いかだけに考えるべきです。自分の不完全さを恐れずに認め、失敗をもとに成長できる人になりましょう。
2.助けて下さい
成長したいなら、「助けて下さい」と言って周囲に頼りましょう。自分が他人の助力を必要とする不完全な存在だと知らせることで、親しみを示せたり、素直で謙虚な一面を見せたりすることができ、ひいては信頼を得ることが出来ます。
また、ハーバード・ビジネススクール助教のアリソン・ウッド・ブルックス氏によれば、人は実際には、アドバイスを求めない人よりもアドバイスを求める人を有能だとみなしているそうです。無能さをさらけ出してしまう気がして、人に頼るのを避けがちな人もいるかも知れませんが、実はアドバイスを求めることが出来るというのは『一つのスキル』なのです。
3.なぜ?どうして?
人事コンサルタントの平康慶浩氏によれば、人の言う事を何でも受け入れるのではなく、「なぜ?どうして?」と常に疑ってかかる人が、週背に近いそうです。
管理職として求められるのは、人にどう指示してどう動かすのが適切か考えることができる理論思考力。平康氏いわく、人の言う事に忠実に従うだけでは、この力は養われないそう。代わりにすべきなのが「なぜ?どうして?」と疑うことなのだとか。
おべっかだけで行けるところには限界があります。重要なのは、自分自身の思考力。本質を見つめて、まずは疑問を持つところから始めましょう。
4.それは丁度いい
あまり良くない状況に陥った時に言うべきフレーズで、「ヨナヨナエール」などのクラフトビールを製造するヤッホーブルーイングの代表取締役社長、井手直行氏の口癖でもある「それは丁度いい」です。
たとえば、社員が取引先の小売店とトラブルを起こした時、井手氏は「いままで問屋を通してしか話せなかった小売店の意見を直接伺う、丁度いい機会だ」と捉えたそうです。逆境に立たされた時、その状況に嘆いたり、怒ったりしているだけでは、何も生まれません。前向きに考えて初めて、解決の糸口が見えてきます。成功者として上り詰めるにはこのように一枚上手のポジティブ思考が必要なのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、出世する人の意外すぎる口癖について紹介しました。
各々自分が成長するために外部から意見を聞き入れる口癖が多いと思います。自分一人で考えるよりも、他人の意見を取り入れて善し悪しを自分で判断できる人こそが成長できる人の特徴だと感じました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。