高配当株投資で配当金生活を目指している方も多いと思います。
しかし、実は意外とリスクも高い投資になります。今回は、実際に失敗した体験談を元に株で注意すべきポイントを紹介していきます。
これから投資を行う方や現在も投資を行っている方の一助になれば幸いです。
高配当株投資の注意ポイント6選!
1.集中投資をしてしまう
自分が信じた銘柄に大金を投資するのはリスクが高いです。
投資の世界では銘柄・業種の分散が重要です。最低でも15銘柄以上には分散しましょう。
昔、東京電力は高配当株の代表で年金代わりのように集中投資していた方が多かったのですが、震災による原発事故後、現在まで無配が続いています。新型コロナやロシアウクライナ問題など予想できないことが起こるから分散で備える必要があります。
2.暴落時の減配で投げ売る
景気敏感株は暴落時の減配も見据えておく必要があります。
ヤマハ発動機を保有していましたが、2020年に大減配した際に投げ売りをしました。その後、景気が回復すると大きく増配しています。
ブリジストンなどの景気敏感株は業績悪化時は減配するが、業績回復すれば増配しやすいです。投資すべき際には、コレを理解した上で投資した方が良いかもしれませんね。
3.利回りだけで選ぶ
高配当の銘柄ばかり選んでします。
高配当株を探していると、つい利回りの高い銘柄ばかりに投資してしまいます。これは初心者によくありがちです。
一般的に利回り6%以上は減配リスクが高いと言われています。一時的に利回りが上がっているような銘柄も要注意です。
4.業績が悪い企業を選ぶ
配当金の原資は利益です。
売上・営業利益・純利益・EPSが伸びていれば、配当を支払い続けられる可能性が高いので、しっかり銘柄をチェックしましょう。
投資する前に業績は確認する癖をつけるようにし、その中でもEPSは(1株利益)だけでも見るようにしましょう。
5.記念配当に騙される
創立100年を記念して配当金100円増配!
配当金はその年だけ特別に支払われる配当金です。一時的に利回りが急上昇しているだけなので、コレに飛びつかないように注意しましょう。
配当金の推移を見る時は、それが普通配当か特別配当(記念)か中身まで確認するようにしましょう。
6.長期間含み損を抱える
いくら配当金が支払い続けられたとしても、株価が低迷していれば中々資産は増えません。投資するタイミングも重要です。
高値で購入すると、すぐに含み損になりやすいです。高配当株は割安の時に投資するのが基本なので、過去の株価チャートやPERの推移でチャックするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、高配当株投資の注意ポイントについて紹介しました。
資産を増やすためにはお金にも働いてもらうことが重要になります。しかし誤った投資をしてしまうことで、お金をどんどんなくなってしまいます。
自分資産を守るためにも、今回紹介した重要なポイントを踏まえて資産形成に励んでください。
それでは(@^^)/~~~。