残業のルールをしっかり理解しないで、働いているサラリーマンが多いように感じます。働くことが生きがいと思っていても、サラリーマンの根本は時間とお金の等価交換です。正すべきところを正さなければ、業務だけが重くのしかかり負担だけが増える事になります。そこで今回は、残業の正しい知識を6つにまとめました。要点だけまとめたので、さらっと流し読みで御覧ください。
残業の正しい知識6選!
1.1分単位で付けられる
「残業15分単位でしか付けられない」という謎の社内規定を作っている職場が存在しますが、法的には1分単位で支給しなければいけません。
2.出勤前後の着替えも残業
あまり知られていませんが、仕事の準備も含めて『業務』です。そのため、仕事をするために作業着に着替えるのも就業時間に入ります。
3.「自主的」と言われても残業
「各個人が自主的にやっている」と上層部が言ったとしても、やっておかないと業務が円滑に進められないなど、業務上必要な仕事なら残業にあたります。
4.情報収集だって残業
始業1時間前に出勤して情報収集をするのも、残業にあたる可能性が高いです。情報収集しなくても業務が通常通り回るのであれば、残業にはなりません。しかし、私用の調べ物でない限り残業の対象になることが多いと思います。
5.取れなかった休憩
よく見落としがちになるのが、休憩時間です。休憩が取れなかった時間分は、超過勤務になっています。休憩が取れなかった分はちゃんと請求しましょう。
6.勉強会・委員会
任意と言われていても、参加せざるを得ない雰囲気や状況だったりするなら、残業にあたります。参加しなくても誰にも何も言われず、評価も下がらないなら残業にはあたりません。
残業のルールを職場は把握している
今回ご紹介したような残業のルールを会社側は把握しています。知っていて残業代を支払っていないということです。このやり口は、従業員の無知を良いことに無賃金労働させているようにしか見えないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、残業の正しい知識を6つにまとめて紹介しました。
「働き方」を知識をしらないと、誤った働き方が自分の中の常識となってしまいます。そして、その誤った常識を後輩や部下に教えてしまうということが長年続いてしまったがために、様々な業界で問題が起きています。
どこかでこの流れを断ち切らないと、どんどん悪化する一方なので、一人一人の意識を変えるために、このような発信を続けていきます。この投稿が多くの労働者に見てもらえることを願っています。
それでは(@^^)/~~~。