健保と国保の違いって知っていますか?
サラリーマンなら会社が組合に加入していることが多いため、健保になる場合がほとんどだと思いますが、フリーランスとして働く場合、個人で申し込まなければなりません。では、健保と国保にどのような違いがあるのか、比較しながら紹介していきたいと思います。
健保と国保の違いって何!?
1.主な運営団体の違い!
健康保険
- 組合保険は、『健康保険組合』に加入
※企業ごとや業種ごとに設立されています。(〇〇《会社名・業界名》健康保険組合)
大企業と呼ばれる企業に多く、例えばトヨタ自動車健保、出版健保などが加入しています。
※上記に加入していない中小企業などが入っています。
国民健康保険
※特定業種の個人事業主やその従業員が加入しています。
2.扶養の有無
健康保険
条件を満たせば家族も扶養に入れます。
国民健康保険
扶養という概念がない。
3.保険料
健康保険
扶養家族が何人でも、保険料は同じです。会社との折半になるので、負担は1/2になります。
国民健康保険
世帯を単位として、該当者の人数分の保険料が必要になります。
4.保障制度
健康保険
高額療養費、出産育児一時金、介護保険、出産手当金、傷病手当金などがあります。
さらに!組合保険の場合は、付加給付があることもあります。
詳細にまとめた記事がありますので、気になる方はこちらを見てみて下さい。
国民健康保険
※健保に比べると保障は薄いです。
5.お得度(ざっくり)
ダントツで『組合保険』が良いです。出産育児給付金は9万円も追加でもらえますし、傷病手当金も給料の2/3(67%)から20%上乗せで87%ももらえました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、健保と国保の違いをまとめてみました。
仕事柄、個人事業主の方とご一緒することが多いのですが、社会保険で毎月出ていく金額の負担が多いと悩むことも多いようです。仕事の波も激しいため、給料も【0 or 100】または、【−100】のように両極端のようです。
サラリーマンは社会保険のことを考えずとも会社が完結させてくれるので、その点でも会社員が金銭のストレスは少なそうですね。その分、たくさん稼ぐことが出来ないのがある意味デメリットかもしれませんね。
それでは(@^^)/~~~。