仕事を行ううえで、3つの黄金比があることをご存知でしょうか?
「2:8」「4:1」「52:17」それぞれ人や時間を意識した比率であり、仕事が効率よく回る黄金比として紹介されています。
今回は、その黄金にの内容について紹介したいと思います。考え方の一つとして、一読下さい。
仕事を効率よく回す3つの黄金比
1.話すときは「2:8」を心掛けよう
「打ち合わせをしたけど、時間内に話がまとまらなかった。積極的に意見を出しまくったのに…。」このような経験がある人は「2:8」を守って話しすぎないよう気をつけましょう。ご紹介する「2:8」は2パターンあります。
- 会議では、「話す:聞く」=「2:8」
戦略コンサルタントの山本大平氏いわく、会議の目的は、複数の参加者が自発的に情報やアイデアを提供し合うことです。あなた一人が頑張って発言しまくるより、適度な割合で全員が意見を述べ合う方が、会議の効率は格段に上がります。
- 雑残中の自分の発言の中身は、「自分の話:相手の話」=「2:8」
コミュニケーションストラテジストの岡本純子氏によると、こおn「2:8」の目的は、自分ではなく相手を主役にすることです。良い人間関係を築くうえでは、この「自己抑制のスキル」が極めて重要なのだと言えます。
2.部下や後輩への接し方は「4:1」を守ろう
指導に力が入ると、注意する機会も増えてしまうものです。ですが、叱る一方ではかえって部下の仕事ぶりが悪くなると思うことがあります。そこで心掛けたいのが、行動科学マネージメントの第一人者の石田淳氏が勧める「褒める:叱る」=「4:1」です。
行動科学マネージメントとは、メンバーの望ましい行動を増やして業績アップにつなげるための、行動に着目した組織運営手法のことです。メンバーがどんどん望ましい行動を取りたくなる効果的な報酬の一つが「褒める」ことなのだそうです。しかし、望ましくない行動をとった部下を「叱る」ことも必要です。そこで丁度よい比率が「1回叱って4回褒める」ことになります。
お互いに働きやすい環境を作るために、「褒める:叱る」=「4:1」をぜひ心掛けてみて下さい。
3.仕事と休憩は「52:17」を意識しよう
「仕事が溜まってるから、デスクで昼食を済まそう…。」忙しさのあまり、このような経験をしたことはありませんか?そんな頑張り屋のあなたに知ってほしい比率が、「仕事時間:休憩時間」=「52:17」です。
これも、
トラビアのIT企業Draugiem Groupの調査結果に基づくものです。52分の仕事に対して17分の休憩をとれば、集中力が高く保たれ、最も生産性が上がると判明したとのことです。そして、休憩中は完全に業務から離れることが効果的だと示されました。
「52分」と「17分」をきちんと計ることが難しくても「1時間を超えて作業をしない」「15分くらい休む」と決めておくだけでも違うでしょう。疲れを感じてから休むようでは仕事効率は上がらないのです。
忙しい時でも、1時間に1回はトイレに行く、飲み物を買いに歩くなど、身体を動かす機会を作りましょう。「52:17」を念頭に作業し、疲れを感じる前に休むを繰り返すことで仕事をはかどらせるコツになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、仕事を効率よく回す3つの黄金比について紹介しました。
人の体力や精神力は有限であり、オンとオフのメリハリを付けることはとても重要です。しかし、集中してしまうと忘れがちになってしまい、1日終わった頃には疲労感を感じる方も多いのではないでしょうか。一生懸命になってがむしゃらに頑張る時期も必要になりますが、周囲と協力しながら時間と共に仕事を終わらせていく術も身につけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それでは(^_^)/~~~。