学生にとって初任給は、就職した企業を考えるに当たって大きな要素の一つになります。子どもを持つ親としても、出来るだ限り初任給が高く安定した企業に入ってほしいと思うことでしょう。
そんな重要な意味を持つ初任給ですが、日本の初任給は一体どれくらいなのでしょうか?
学歴順に見ていきたいと思います。
日本の初任給について
1.高校卒業
高卒の場合は、平均初任給が16万円になります。
手取りに換算すると、約11万〜13万円ほどです。
結構少ないですよね。ちなみにアメリカはこれの倍以上になります。
11万円の生活水準をまとめると次のようになります。
- 家賃:4万円
- 食費:4万円
- 光熱費:1万円
- 通信費:0.5万円
- 日用品その他:0.5万円
あまり自由がないので、昇給するまでは厳しい生活をおくることになります。
2.高専・短大卒業
高専・短大卒の場合は、平均初任給が18万3900円になります。
手取りに換算すると、約13万〜15万円ほどです。
もう少しもらえる印象がありますよね。
この金額では地域によっては、一人暮らしは難しいです。20歳前半の平均くらいになります。
3.大学卒業
大卒の場合は、平均初任給が21万200円になります。
手取りに換算すると、約16万〜18万円ほどです。
この給料額でギリギリ一人暮らし出来る金額です。
都内住みだと贅沢はできません。ここから税金など引かれたら、貯金も頑張らないと難しいです。
4.大学院修士課程修了
大学院卒の場合は、平均初任給が23万8900円になります。
手取りに換算すると、約18万〜20万円ほどです。
学歴があると初任給も高いですね。現在働いている方でこれくらいのお給料の方も多いはず!
ここからドンドンお給料が上がると考えると勝ち組の部類に入ります。この金額ならある程度自由に生活できますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、日本の初任給について紹介しました。
日本の平均初任給を見てあなたの初任給はどうでしたか?
もちろん入る企業にもよりますが、同じくらいの金額が多いと思います。
ちなみに、日本の初任給は他国に比べると、かなり低いですが、終身雇用と年功序列があるので海外よりやすいとも言われています。
会社に入ったあとは、自己投資によって実力を伸ばしていく人と勉強しない人の2極化に分かれるものなので、初任給を有効に活用して前者のグループに入れるように意識を高めてみて下さい。
それでは(^_^)/~~~。