様々なメディアでよく耳にする言葉に『FIRE』があります。
『FIRE』とは、Financil Independence Retire Earlyの頭文字を取って省略した総称のころで、『経済的自立による早期リタイア』の意味があります。
今回は、個人的に目指している『FIRE』のロードマップを紹介したいと思います。
経済的自由を手にしたい方やFIREについて分からない方など、ぜひ参考にしてみてくださいね。
私が目指すFIRE
一口にFIREと言っても様々なFIREの形があります。そのFIREを紹介すると次のようになります。
①.Fat FIRE:十分な資産を確保してリタイアし、良い暮らしを出来る(金額目安:1億円)。
②.Lean FIRE:生活費を極力抑えて生活する(目標金額:1,000万円〜)。
③.Coast FIRE:十分な資産がありながら、社会に関わりたい理由でゆるく楽しく労働する。
④.バリスタFIRE:生活に困らない資産があり、ストレスなく仕事を行う生活(目標金額:3,000万円〜)。
このようなFIREに分けられます。
①がFIREの真の意味ということで、『Fat FIREしか認めない』と言われる方もいますが、多様化の時代に一人一人の考え方があって良いと私は思っています。
なので、個人的に目指したいポジションは、『④のバリスタFIRE』にしています。
実際に実現可能である目標であり、アッパーマス層(3,000万円〜5,000万円)世帯以上の割合は全体の22%になります。
具体的な目標
それでは、バリスタFIREを実現するためにの具体的な方法とどのように資産運用していくのかを紹介していきます。
①.貯金のゴール
自分が生活する上で必要な年間生活費(総支出)に25を掛けてください。それがFIREを可能にする貯金額になります。
渡しの場合は、月間支出15万円ほどなので、次のようになります。
FIRE可能金額=15万円×12ヶ月×25=4,500万円
なぜ25倍かと言うと、『25倍=4%の逆数』を意味しています。
②.4%ルール
FIREを達成させるための手段を講じる上で根底にある考え方に、4%ルールが必要不可欠になります。
アメリカのトリニティ大学の調査によると、『4%の利回りで退職金を運用していた人は、元本(=元手となるお金)をほぼ減らさずに生活出来ている。』との結果があります。
FIRE後の4,500万円を元手とした場合、次のようなシュミレーションとなります。
年利4%の投資リターンを実現したとして、+180万円の運用益を獲得できるため、4,680万円になります。
180万円だけ取り崩しても、まだ4,500万円残る計算になります。
投資元本をそのままに『不労所得だけで生活できる』これがFIREの定義になります。
③.FIREに近づく手段
資産作りの大原則は、次の3つ上手く循環させるしかありません。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用で資産を増やす
この3つがお金を貯める方法になるので、この3つを若いうちか取り組んだ方が経済的自由に近づくことになります。
④.リスクとリターンを考える
あまりにもリターンが低いモノへの投資だとFIREは不可能です。『適度なリスクできっちりリターンを得る』ことが大切なので、0.001%の銀行金利しかつかない銀行預金は、反ってリスクという考え方になります。
国策として国も勧めているつみたてNISAやNISAをうまく活用して、個人の力で資産運用する時代に変わっています。
中でも手堅い投資手法として、米国株でFIREを目指している方も多く、全米株式型のETF(VTIやVOO)などへ投資している方が多くいます。
毎月の積立額も大切ではありますが、長期間の投資が最も大切になりますので注意してくださいね。以前シュミレーションした記事がありますので、一読ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、個人的に目指している『FIRE』のロードマップを紹介しました。
FIREは、経済的自立と早期リタイアの総称で、それを実現する方法は以下の3つになります。
①.具体的な目標と知る。
自身の年間総支出の25倍を貯金する。
②.資産作りの3原則を実行する。
収入を増やす・支出を減らす・資産運用する!
③.米国株式インデックスへ投資する。
例えば、SBIバンガード、SBI全米株式、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、楽天全米株式etc…
始めたときが1年生です!始めることに遅いことは無いので、目標に向けて一歩を踏み出しましょう。
それでは(@^^)/~~~。