FIRE(Financial Independence, Retire Early)の略称で、サラリーマンとしての時間を早期にリタイアすることで、自分がやりたいことに時間を使うという解釈ですが、経済的自由とはどのようなイメージを指しているのでしょうか?
早期リタイアをするためには、「貯金が0円だと出来ない」という考え方から、お金持ちしか出来ないと思いがちになります。
しかしお金持ちではなくとも自由を手に入れることで、自分がやりたいことができることに繋がり、自分にあった自由を掴み取ったらFIREに近しいものになると私は思います。
そこで今回は、自由をテーマに私生活を拘束している障害について紹介したいと思います。
5つの障害を克服することで、本当の意味のFIREを掴み取って下さい。
経済的自由になるための壁5選!
1.金銭的な自由
会社員の収入源はほとんどの方が一つしかありません。会社員であり、副業禁止なら人生で得られる給料は会社によって決められてしまいます。入社当初は「昇給して偉くなればなんとかなる」と思ってしまいますが、会社が大きくなるほど出世の道は狭き門になります。
小さな可能性にかけるよりも自分の得意を探し出し、その脇道でTOPになることを目指した方が成功する確率は高まりますので、会社の昇給に期待せず自らの力で収入を伸ばすことを考えていきましょう。
2.時間の自由
会社員の自由な時間はどのくらいありますか?
1日8時間と通勤時間に2時間、睡眠で6〜7時間だとします。
食事、お風呂などの私生活を送る時間は3〜4時間です。1日の中の1割ほどしか自由な時間を持てないのが現状です。テレビを見る、子供と遊んで携帯をちょっといじったら1日はあっという間に終わってしまいます。時間も資源であり人には時間に限りがあるので、自由になれる時間をたくさん増やす努力をしていきましょう。
3.人間関係の自由
会社の人間関係で悩む方が多くいます。
- 面倒な上司に常に振り回されている。
- 職場の特定の人と仲が悪い。
- 話しかけても無視されて孤独に感じる。
- 部下との関係が悪い。
- 職場内の派閥争いに巻き込まれている。
などなど周囲の人に自分の仕事が関わってきて、振り回される事が往々にあります。会社に在籍している以上仕方のないことになりますが、本来は自分で人間関係を築きたい人と付き合うことは自由のはずです。自分が我慢して周囲に合わせる必要は本来ありません。誰にでも良い顔が出来るのは表面的な行動に過ぎないので、自分が絶対に折れない軸を持って相手と接して下さい。
4.場所の自由
転勤があれば指定の場所へ移動しなければなりません。色んな所に行けて体験できることは人生にとって貴重な体験ではありますが、家族と離れ離れになることもあります。仮に転勤が言い渡されたときに「会社の指示だから仕方ない」と考えてしまいますが、嫌なら転職する事ができるのが『サラリーマンの特権』でもあります。
自分の居場所を離れて新しいことに挑戦するのは体力的にも精神的にも負担が大きいですが、場所に縛りがあるのであれば仕事先を選ぶようにしましょう。
5.選択の自由
あなたはどれに当てはまりますか?
- やりたい事をやる
- やりたくない事がやらないでいられる
- やりたい事はあるけど、他にやらなければならない事がある
- やりたい事はあるけど、できない
- やりたい事がない
例えば、「お金持ちになりたいわけじゃないけど、毎月1回くらいは好きな人と外食で好きなところで食事をしたい」と思うとします。それは現状の自分には『時間やお金、人間関係』をクリアして実現可能でしょうか?
もし出来ないのであれば、自分に自由がないことになってしまいます。
選択の自由を増やして「自分は今どんな自由があるのか」考えてみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、経済的自由を掴むまでの5つの壁について紹介しました。
本当の自由を掴むまでには、
- 金銭的な自由
- 時間の自由
- 人間関係の自由
- 場所の自由
- 選択の自由
以上の自由を好きに使えるようにならなければFIREを達成したとしても、ただ暇な時間を持て余してしまうことになります。
なぜFIREを目指しているのか?何がしたいのか?よく考えて、自分がやりたい事を目指してください。
それでは(@^^)/~~~。