最近、どんどん円安が進むことで話題になっていますが、イマイチ分かっていない方もいるのではないでしょうか。
今回は、円安について解説していきます。ぜひ参考にして下さい。
円安とは
円安とは簡単に言うと、円の価値が下がることです。
1ドルのハンバーガーを100円で買えていたとすると、円安になり1ドルの価値が120円になることで、ハンバーガーも120円で買うことになります。
そんな円安ですが、デメリットとメリットがあります。
円安のデメリット
海外旅行へ行くと全ての物価が高いです。また旅行へ出掛けなくても、日本に入ってくる輸入品の値段も高くなります。例えば、小麦や海外向上の労働力が上がり、ふくや日曜食料品などが値上がりしてしまいます。そのためスーパーとしては痛手を負うことになります。
円安のメリット
円安になると、海外で稼いだ外貨を円に換える時の売上も円安の分だけ増えるため輸出企業の業績が伸びます。日本ではトヨタ、ソニー、キヤノン、Nintendoなど世界へ発信している企業が対象になります。また個人資産としてドルで持っていた場合、資産も増えます。
円高のメリットデメリット
それでは、円高だと何が良いのか見ていきましょう!
海外のものが何でも安く買えることや、物だけでなく海外の金融商品も割安で買えることはメリットになります。
反対に日本が割高になるため、海外マネーが集まりにくくなります。そのため輸出企業にとってはマイナスになります。
どんな時に円安になるのか?
原因はさまざまですが、以下の通りまとめてみました。
今回の円安の原因を時系列で説明すると、次の通りになります。
- アメリカ:感染症の影響で不景気になったので、経済のために金利を下げた
- アメリカ:インフレが加速したため抑えるべく金利を引き上げた
- 日本:超低金利維持を続行(悪いインフレになり、目標の2%を不名誉な形で実現。引き上げたくても引き上げられない状況)
- 日米金利差の拡大により円安が進行中
円安対策はないのか!?
ズバリ!日本円以外を保有することになります。
投資信託、ETF、外貨預金、ビットコイン、純金積立など円以外のものを持っておかないと、資産はどんどん目減りします。
投資は『増やす』為だけでなく、資産を『守る』為でもあることを忘れてはいけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、円安について紹介しました。
最近の株式市場は、金利の影響や企業の業績発表などで大荒の相場になっています。いつ上昇するかも誰にも分からず、下落している中で資産を入れることは勇気がいります。しかし長期目線で見ると右肩上がりに増えている事が分かるので、少額ずつでも様子を見ながら投資を始めるべきだと思います。
それでは(@^^)/~~~。