言葉がまだ分からない3歳までの子どもにしつけをすることは、なかなか難しいです。しかし、1歳児でも自己肯定感を育む大切な時期に、人としての必要なルールを伝えなければなりません。
今回は、1歳〜の子育てで子どもを潰さないしつけ方について紹介したいと思います。
1歳からの子どもを潰さないしつけ方5選!
1.感情を受け止める
子供の感情が高ぶっている時は、なかなか大人の言葉が届きにくくなります。
「積み木が崩れて悔しんだね」と、まずは感情を受け止めてあげましょう。
その後で「でも投げると危ないね。一緒にお片付けする?」などと促すことが大切です。
2.1シーン1ワード
伝えたい事をその場でつらつらと話しても、目前のモノを端的に捉える子どもには伝わりません。1番伝えたい事に絞った声かけをしましょう。
自発的な行動は言葉が重なり情報量が多いと妨げてしまいます。
3.ダメ!を言い換える
ダメ!への子どもの反応が多くは、『逃げ、反抗、固まる』のどれかです。ダメのかわりにり質問系をすると良くなります。
例えば、「投げたらダメ!」⇒「どこにしまったら良いかな?」です。
子ども自身が考えるきっかけにします。聞いてないようで、実はしっかり聞いていますので、繰り返しが大事です。
4.説教を実況に変える
「投げたら片付けない」を「積み木が散らばってるね」など、行動を命令して起こすより自分で考えて行動をさせましょう。声かけを繰り返すことで、萎縮せずに自主性が育ちます。
5.好ましい行動の強調
出来てない事への指摘が好ましい行動より多いと、がん有りたい気持ちが萎えます。
「あー壊れちゃったね〜」を「3つも積み木を詰めたね」と出来たことにフォーカスをあてて、自己肯定感を持ち上げてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
1歳からの子どもを潰さないしつけ方について紹介しました。
しつけは怒るだけがしつけではなく、人間社会や集団生活から子どもが誤った立ち振舞をしないように訓練することを指します。よく親の言うことを聞くお利口な子どもを、こちらの漢字で『躾』と言いますが、やり過ぎるしつけは、子どもの自己肯定感が鈍くなってしまい、自立した生活をする時に何かに依存した生き方をすることがあります。
言葉を話し出す1歳頃からのしつけは、親自身も自分の子どもである前に『1人の人間』であることをしっかり自覚して子育てを行いましょう。
それでは(@^^)/~~~。