人間の性格は生まれ持った気質や環境、経験などの後要因から形成されていきます。
つまり、まだ環境や経験に左右されていない生まれたての赤ちゃんは『生まれ持った気質が100%』の状態です。成長してからも、3歳までは行動の7割が生まれ持った気質で決まってくるとも言われています。
寝ない・暴れん坊・駄々っ子・すぐ泣く・落ち着きがない・こだわりが強いなど、育て方の問題ではなく、生まれつきの性格になります。
赤ちゃんの気質を知ることで行動の理由や対応が分かり、気持ちが楽になるので、今回は赤ちゃんの5つの気質について紹介したいと思います。
赤ちゃんの気質5選!
赤ちゃんの気質をタイプ別にすると
- おっとりタイプ
- おりこうタイプ
- わんぱくタイプ
- きくばりタイプ
- がんばりやタイプ
に分けられます。
一つのタイプにがっちり当てはまる子もいれば、複数のタイプの要素を持つ子もいます。我が子の気質はどのタイプになるか親の主観で判断してみてください。
ちなみに、チェックリストは3歳までを対象にしているため、まだ分からない部分があると思います。
1.おっとりタイプ
- 一日中でも寝ていることがある。
- いつも笑顔で愛嬌があり、人見知りをしない。
- 起きている時は機嫌がよく、オムツが濡れていても泣かないことがある。
- のんびり屋さんで、ボーッとしていることが多い。
- いろいろと目移りし、一つのことに集中できない。
- 返事だけは「はーい」と元気がいいが、言われたことをすぐに忘れる。
- 運動が苦手で、左右を間違えることがある。
2.おりこうタイプ
- おむつを変えたり、おっぱいをあげると、すぐ泣きやむ。
- 些細なことでも、パッと反応して目で追う。
- 視界に入ったものを指して、ママの注意を引くことが多い。
- 教えたことをすぐに理解し、覚えるのが早い。
- 大人の言うことをよく聞く。
- おしゃべり好きで、口が立って生意気。
- 言い訳や嘘、告げ口をすることが多い。
3.わんぱくタイプ
- 泣き声が人一倍大きい。
- お友達を押したり、叩いたりすることがある。
- お腹いっぱいになっても、おっぱいを離さない。
- まわりから「落ち着きがないね」と注意される。
- すぐにママに甘えてくる。
- 高いところに登ったり、何でも触れたがって目が話せない。
- 叱られても聞いていないと感じられることがある。
4.きくばりタイプ
- ちょっとした物音や刺激に反応し、か細い声で泣く。
- 常にビクビクして、おびえているように見える。
- 静かで落ち着いた環境でなければ寝れない。
- 包み込むように抱きしめてあげると、落ち着いて泣き止む。
- はじめての場所になかなか慣れず、子どもがたくさんいる場所が苦手。
- お友達におもちゃを取られても、「返して」と言えない。
- お友達の輪に入るのが苦手。
5.がんばりやタイプ
- 哺乳瓶や粉ミルクを嫌がる。
- 不満を訴えるように、のけぞって泣く。
- 人見知りが激しく、パパに抱っこされるのすら嫌がることがある。
- いったん泣き出すと、1時間でも泣き続ける。
- 何もしても「イヤ、イヤ」ばかり言って手がつけられないことがある。
- 不快感ばかり主張して、あまり笑顔を見せない。
- こだわりが強く、気に入ったおもちゃやタオルを手放さない。
まとめ
いかがでしたでしょうか。。
今回は、赤ちゃんの5つの気質について紹介しました。
項目の中で、当てはまるものが一番多かったところが、お子様の気質タイプになります。
ぜひ子育ての参考にしてみてくださいね。
それでは(@^^)/~~~。